ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【5日目】憧憬…初秋の穂高岳山行 ~下山、そして“たくま”でカツ~

2011-11-15 21:47:32 | 北アルプスの山
2005年8月31日

涸沢(3:00-6:00) === 上高地(8:55) === 新島々駅 === 松本駅 === 高尾駅 === 自宅

最終日はパノラマコースから徳沢まで下山する予定でしたが、
雨も降り続いていて当分天気も悪そうだったので
予定を1日早めて来た道を上高地まで戻ることにしました。

上高地でお風呂に入って、
松本では恒例“たくま”のとんかつを食べて、
無事に東京に戻りました。


打ち上げはもちろん“たくま”のカツで

今回のこの山行。

RyoはRyoなりにたくさんのことを考え、思った、山行になったようです。
いろんな意味で、私もRyoと一緒に穂高という素晴らしい山に登れたこと、
見れたこと、感じれたことを嬉しく思っています。

それでは最後に、そんなRyoの山行後記を引用して、
今回の山行レポを締めくくりたいと思います。

(※以下、「」内はRyoの感想)


「最近、山渓なんかを見ていて思う。

“変わった”って。

掲載されている写真の一つ一つの重みが本当に違う。
こればっかりはびっくりだった。
きっと山の素晴らしさってのは行った人にしかわからない。

“やった人にしかわからない!”っていうことはたくさんあるけど、
山に関してはそのなかでもトップレベルのわからないっぷりだと確信する。

だから、今までは、「山が好きなんて、自分だけ?」な~んて思ってたりして、
あんまりおおっぴらには山やってますなんて公言してこなかった。

でも、今は違う。

穂高から帰ってきてからは、不思議と山やってます、山が好きって言葉が口からぼちぼち出てくる。
今日も友達と学校行きながらなぜか山をやってるっていう話に。

でもね、「いいよ~」とか「やろうよ」とはいえない。
それは、莫大の投資が必要ということもあって、
なかなかとっつきづらいスポーツであるからというのもあるが、
前述のとおり、「言っても伝わらない、行って見なくちゃ!」っていう暗黙の定説みたいなものが、
自分の実体験から生み出されてしまったのだと思う。

日光白根でハマった山だけど、そのあとの尾瀬は虫がすごかったし、
短期だったし、標高がないせいか?とにかく暑くて…
この段階では、山にそこまではまり込んでなかったよ。正直。

穂高はすごかった。

また、あまりの迫力に、僕らは登らせてもらっている。
泊めさせてもらっている。
食べさせてもらっている。
存在させてもらっているってことを思い知らされた。

地球はあまりにも大きくて、優しく(もちろんときには厳しいが)、だからこそ偉大だ。
地球があってこその僕らだ。
そんな僕らが、この地球にしていることを考えると…ちょっと悲しくなりますよね。
僕らになにができるかな。ちっぽけな僕が何かすることで変わることって?
まずは、電気つけっぱなしで寝ないようにしよう!まずはそれから!(ゴメンナサイ)
山行から2ヶ月たとうとしている。
あらためて、自然のすばらしさを考える。

今日の4限は環境問題と法だった。」


朝:なし

憧憬…初秋の穂高岳山行

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