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しろくまハリきゅう院 しろくまリハビリマッサージ (旧‘しろくま治療院’)

しろくまハリきゅうとしろくまリハビリマッサージの院長のブログ

第一部 完結

2006-11-09 00:19:08 | リハビリ・介助の仕方

寝た状態から起きて立ち上がるまでの基本動作と

日常必要になってくる介助(介護)の仕方について

約一年間、毎日このブログを更新してきました

一応の区切りがつきましたので

毎日の更新は今日が最後になります

本当にありがとうございました

「それじゃ、おいらの出番が減るじゃないか

(と、ばあちゃんの腕に噛み付きます)

(そんなことしちゃ、ダメでしょう

「イテテテ

明日からは

気の向いた時に更新しますので

たまには覗いてみて下さいね

引き続きよろしくお願いしま~す


指示通りにしてくれない 4

2006-03-10 03:00:21 | リハビリ・介助の仕方

前回の続き

⑩ 病的に訓練意欲が湧かない

  ⇒ 例:前頭葉などの高次脳機能障害

 

⑪ 脚を出すまでに時間がかかる

  ⇒ 例:聞いて理解し行動に移るまで介助者が待ちきれない

 

こんな風に「言った通りにしてくれない」、

あるいは「できない」にも

いろいろあるんですよ


指示通りにしてくれない 3

2006-03-09 00:03:35 | リハビリ・介助の仕方

前回の続き

⑥ 聞こえていない

  ⇒ 例:難聴 ・・・ 意外と多いです

 

⑦ 聞こえていても言葉の意味が理解できていない

  ⇒ 例:感覚性失語 ・・・ 右片麻痺に多いです

 

⑧  聞こえていて言葉を理解できていて脚も正常だが

  動かし方がわからない

    ⇒ 例:歩行失行

 

⑨ 聞いていない

  ⇒ 例:認知症、うわの空状態

 

まだありますぞ


指示通りにしてくれない 2

2006-03-07 00:26:19 | リハビリ・介助の仕方

前回の続き

④  バランスが悪くて動かない場合

  

  ⇒ 例1:頭がフラフラする

    (脊髄小脳変性症、その他の小脳の障害など)

 

  ⇒ 例2:不随意に手足が動くので歩く余裕がない

    (脊髄小脳変性症、パーキンソン病など)

 

 

⑤ 患側に体重がのせられないために健側の脚が出ない場合

 

  ⇒ 例1:深部感覚がなくて怖い

    (脳卒中で深部感覚消失など)

 

  ⇒ 例2:出す(患側の)脚が痛い

    (関節痛、‘スジ’が痛い、脳卒中による視床痛など


指示通りにしてくれない 1

2006-03-06 00:53:38 | リハビリ・介助の仕方

例えば歩行訓練時に

「脚を前に出してください」と言った時に

その様にしてくれないとします

 

原因は何でしょう?訓練を拒否しているのでしょうか?

 

     動かそうとしてもビクとも動かない場合

  ⇒ 例:脳卒中の弛緩性のマヒ

  ・・・健側で立っています

 

② 筋肉が固まって動かせない場合

    ⇒ 例:パーキンソン病

  ・・・微妙に動くことがあります

 

③ 力が入らない

   ⇒ 例:筋力の衰え

  ・・・介助がないと立てない状態です  


かけ声

2006-03-04 00:01:44 | リハビリ・介助の仕方

これから行う動作や介助を相手方に予告します

言う癖をつけておきましょう

 

「これから○○しますよ~」

大きな声ゆっくりと聞こえるように言って

 

了解を確認したのち

「せーのッ」など

息を合わせて一緒に動くよう、かけ声をかけます

 

そういう手順を踏んで

はじめて安全で無理のない

動作や介助ができます

 

リハビリや介助される側はだいたい

何をされるのか不安であって、また

動くための心と体の準備が必要なのです


床上移動~全介助

2006-03-03 00:34:46 | リハビリ・介助の仕方

電動ベッドなどで上体を起こしてテレビを見ていると、

‘足もとの方へ下がってしまった’

というのがよくあります

 

そういう時は面倒でも

一度上体を下げてベッドを平坦にした後、

頭(上)のほうに移動しましょう

 

場面は変わって、

全介助の時はどうしましょうか?

一人で無理をすると必ず腰を痛めます

介助人2人で

下に引いたバスタオルごと移動するのが無難です

 

病的に体が固い人、

刺激を与えないように動かす時なんかは最適です


ベッド上の横への移動 2

2006-03-01 00:29:54 | リハビリ・介助の仕方

一旦、寝返りをして横向きになってもらいます

それから、背中方向へ向かって

お尻を浮かして、足を蹴って移動します

そして、上向きになります。

そうすると横に移動できます

このほうが手間はかかりますが、簡単ですよ

  

背中のほう(矢印)にお尻を横移動するところ。

白い線の入っている左脚で腰を浮かし、

右脚の蹴りで移動しようとしています

 

タイミングを合わせて

腰を浮かすのを介助してあげれば

本人は楽に動けるでしょう


ベッド上の横への移動

2006-02-28 00:36:44 | リハビリ・介助の仕方

両ひじあるいは両手でふとんを押さえて

前回の‘ブリッヂ’をして横に移動できます

 

床上移動(=ベッド上を上下左右移動)についてですが、

エアマットなどを使用している場合、

片麻痺などの障害のある人はなかなかできなかったり、

できてもシーツにシワが寄ったりできれいにできないものです

 

では、どうやったら移動し易くなるのでしょう


仰向けでできるリハビリ 2

2006-02-25 12:48:57 | リハビリ・介助の仕方

 ブリッヂ (仰向け下半身の図)

 

仰向けで両膝を立て、お尻を宙に浮かせる動作です

その際、膝の角度は90度以上、

かかとがお尻から離れている程度に曲げます

 

両方の膝頭が離れないように、また

足の裏がすべらないようにしながら

お尻を上げるのがコツです

 

なかなかできない時は

介助者は寝ている人の足のほうにまわって

脚を固定して、

両手でお尻を下から支えてあげます

 

ブリッヂ動作ができると次のようなメリットがあります

介助者がオムツ交換しやすくなる

衰えやすいお尻や脚の後ろ側の筋肉が強くなる

ベッドの頭のほうに体を移動しやすくなる

 

話し変わりますが、

荒川静香さん!!

やった~、金メダル~

よかった、よかった

それから3人の日本選手

みんなよくがんばったぞ~


仰向けでできるリハビリ

2006-02-24 00:05:41 | リハビリ・介助の仕方

両手を組んで90度肩関節を挙上し、 

頭と肩をあげ、

腹筋を使っておへそを見るようにして

自分の力で上体を起こします

 

この動作は 

   次の寝返り動作につながる訓練で、 

 腹筋という最も重要な筋肉トレーニングする

という意味があります

 

注意点として

手を組めない人は片方の手首を持ってやります

肩が上がらない人、痛い人はやめておきましょう

息を止めて頑張る人が多いのでこまめに休憩を入れて訓練します

なかなか体が持ち上がらない人は下から支えて助けてあげます


リハビリはフルマラソンのよう

2006-02-14 00:29:03 | リハビリ・介助の仕方

前回、さりげない会話による

コミュニケーションの工夫や努力が必要といいました

他にも、角度を変えて訓練してみたり、

時にはリハビリ意欲が出るように訓練に意味

(=モチベーション)与えて

訓練を継続してもらいます

 

なぜなら、継続しなければ

効果を期待できないことが多いからです

 

在宅リハビリは長期戦です 

‘私’という他人がお家に訪問することに

ストレスを感じさせてはいけません

これは在宅ケア一般にいえることだと思います

 

私の訪問が当たり前に感じられるように

友達あるいは息子か孫のように

思ってもらえればいいでしょう


リハビリ中の会話

2006-02-13 00:15:52 | リハビリ・介助の仕方

無言の反応を察知すること同様、

訓練中の会話も大変重要です。

 

もし会話のネタに困ったら

その人のからだの話しをするといいです

患者さんは自分の事聞いてもらえる

問診による新情報を得られることが多いからです

 

話しやすい雰囲気に配慮しましょう

安心感を持ってもらい、親密度を図り

相手に余計なストレスを与えないように配慮します。

 

そのために時には

身体とは関係ない話をして脱線することも重要です

身体の話は暗くなりやすいからです。

 

長くお付き合いしていく工夫や努力

必要なことですよ


無言の反応・言葉による反応

2006-02-12 00:14:44 | リハビリ・介助の仕方

訪問しているあいだ中

‘顔色に変化はないか’

‘苦しい表情をしていないか’といったことに

常に神経を集中ながら

リハビリを行います

 

訓練中、こちらの言うことが理解できる方には

「どうですか?」

「痛いですか?」などと聞いて

訓練の量強さには細心の注意を払います

 

「先生が一生懸命やっているから」ということで

こちらから話しかけないと

痛いとか、気持ちいいとか

言わないで我慢してしまうが多いです

 

無言の反応、言葉による反応など

総合的にとらえて

「いつもと体調が違うな」直感したら、

いつも行っているプログラムを

思い切って変更あるいは中断する

といった即断即決

リハビリを行う者には最も必要な資質です

 

オリンピック女子モーグル

日本の3選手、予選通過  


訪問手順②~話を聴く姿勢は大切

2006-02-10 00:02:25 | リハビリ・介助の仕方

そのあと今日までの経過、自覚症状、

現病歴、既往歴、家族歴など聞いてみます

 

ご家族が同席している場合には

ご家族の話を聴くことも忘れないようにしましょう。

ご家族が本人の代弁をしてくれたり、

時にはご家族のストレス解消にもなることでしょう

 

在宅介護状態の人の命は

ご家族が握っている

といっても過言ではありません

 

一方、その間も私自身は口ではいろいろ話しながら

手ではいろいろ仕事をしています。

血圧、体温のチェック、

時々脈の強弱や速さ、

不整脈などをチェックしましょう