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しろくまハリきゅう院 しろくまリハビリマッサージ (旧‘しろくま治療院’)

しろくまハリきゅうとしろくまリハビリマッサージの院長のブログ

介護予防~最後に

2006-02-06 00:06:23 | 介護保険

私が一番言いたかったことで

まとめたいと思います。

 

実は私が今まで懸念したこと以上に

大変なことが必ず起きます

最終的には1番の弱者である利用者さん

すべてのしわ寄せが行ってしまう~

 

介護保険は試作段階にあると

悠長なことを言っている間に

中高年は次々に病気になり

高齢者は次々に亡くなっていくのです 

 

「予防」と名のつくものは

どんなものでも、

そんなに簡単に

できるものではありませんよ~

 

病気になった人は手遅れになってはじめて

「予防しておけば良かった」って

おそらく全員後悔しています

 

片麻痺の方で腕が曲がったまま、脚を引きずりながら

毎日散歩しているのをよく見かけますが、

その努力を健康な時に

少しでいいからしておけば

こうならなかったと思います

 

介護予防サービスを提供する人も

介護予防サービスを受ける人も

そして自分には関係ないと思っている人も・・・

 

皆さん危機感が足りない!


介護予防~厚生労働省に提案

2006-02-05 00:01:43 | 介護保険

前回の続き~

そればかりか新規に起業しようと考えている事業側は

こんなことなら「介護予防事業からは撤退しよう」という事になって

介護予防サービスが

どこにもない状況にもなりかねません

 

従って、次の2点を提案します。

 

予防が困難なケースを扱えば

 報酬を上げる

 

政府は介護予防できなかった責任を

 事業者だけに押し付けないこと

 

皆さんどう思いますか


介護予防~事業所のメリット・デメリット

2006-02-04 00:27:34 | 介護保険

経営を成り立たせるためには

必ず事業側のメリットが多い対象者を

受け入れる傾向が出てきます

例えば、

介護予防で維持が精一杯とわかっている人よりも

改善が見込まれる人を

優先して受け入れる現象が起きることは必至です

 

逆に次のような方・・・

 

事業者側にとってお荷物になりやすい方

‘病状が急変するなどお持ちの方’

‘リハビリのやる気がない方、やりたくない方’

 

改善はおろか維持さえもあやしい方

‘かなりの高齢者’

‘腰椎変形からくる足腰の弱り、痛み’

‘リウマチでなく変形もない慢性の膝の痛み’

 

などの方に関して事業側は

「受け入れ拒否」「たらい回し」

といった現象が起きるかもしれません

 

~次回に続く~

 

話し変わりますが、TVで

また「風の谷のナウシカ」見てしまいました

純粋で、一途で、賢明なナウシカにしかわからない

地球と人間が共存して幸せになれる、という想い

誰一人彼女のこと理解できなくて

それでも彼女は1人で闘って、

最後は自分が犠牲になって

すべてを救う

彼女が死んではじめて

彼女の偉大さがわかるのだ~

私にとってアニメーションの見方が変わった一作


介護予防~フィードバックシステム

2006-02-02 00:06:08 | 介護保険

特に医学知識に乏しい方が認定調査される時

調査対象者の病状があまりに初期症状過ぎて

後に悪化していくことを見抜けない場合

(見抜けたらスゴイですが)あるでしょう。

(例:脳・脊髄由来の疾患、骨の変形からくる疾患)

 

それを見抜けず必ず良くなると信じて

一生懸命やっている事業者

そして医療を早く受診できない

患者さんも気の毒です

 

また、リハビリしている最中に

さりげない仕草や会話なんかで

その人の病状その他

それが結構重要)が

わかってくることも多いです

したがって

現場’でしかわからない情報も必ずありますから 

気軽に‘現場’の意見を

フィードバックできるシステム

あらかじめ作っておくべきではないでしょうか。

 

「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ」

・・・・・・・・・

 

介護予防の問題点はさらに続くのです


介護予防~一致しない時はどうする?

2006-02-01 00:27:55 | 介護保険

ここでいう‘評価’とは

問診や測定などの調査をして

介護予防を受ける人の心身の状態を

正確に把握することをいいます。

これを基にして予防計画を立てます

 

介護予防における「生活機能評価」が

リハビリ対象者の現状と

一致しているか疑わしいケースとは

例えば、

① 病気の性質、環境などで病状が変化しやすい

  (例:認知症、高血圧症、気候による変動 )だったり

②  本人や家族が無意識に事実と違うことを言っていたり

③ 調査人が忙しいなどの理由十分な調査をしていない

・・・といった場合が考えられます

 

生活機能評価が一致していなくて

予防を試みても効果が期待できない場合

せめて、

認定調査のやり直しができるようにする

とかできないものでしょうか

 

問題となるケースはまだあります


介護予防~問題点~①要介護認定と評価

2006-01-30 01:18:51 | 介護保険

政府の介護予防マニュアルを見ると

完璧に予防できそうに思えます

しかし、どんなものでも見落としはあるものです

マニュアルからはずれる人が少数だからといって

その人々を見捨てるわけにはいきません

いざ4月に新しい介護保険が始まった時、

制度上の不備に

臨機応変に対処できる

柔軟性が必要だと思います

 

それでは、その問題点を挙げてみます

 

①リハビリ対象者の現状が要介護認定と一致していないとき

 

この問題は今に始まったことではありません。

仕方のないこともありますが、

今回、改正されて変わったことは

事業所が維持か改善なりある程度結果を出さないと

第三者機関によって

下位にランク付けされてしまうことなんです

リハビリでは‘評価’が正確でないと

その効果があがらないことがあります

ここでは要介護認定が‘評価’に

大きくかかわってくるようです

具体的にはどんな場合かは次回に・・・


介護予防~新たなる試み

2006-01-29 00:49:44 | 介護保険

介護保険が今年の4月から変わって

「介護予防」というものが新設されます。

介護状態にならないよう「予防」しようという

大きな理想を掲げることはいいのですが・・・

 

介護予防するために

‘新・予防給付メニュー’というものがありまして

それを行うと介護予防ができると

厚生労働省は言っています。

 

ここで質問です

 

みなさん

マニュアル通りやれば

だいたい予防できると

思い込んでいませんか

 

それではあとで

大変なことになりますよ

 

・・・つづく・・・