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しろくまハリきゅう院 しろくまリハビリマッサージ (旧‘しろくま治療院’)

しろくまハリきゅうとしろくまリハビリマッサージの院長のブログ

環境の影響3~気候と体の関係を理解する

2006-05-20 00:01:26 | 臨床

 

得意な季節になると

何もしなくとも病気は好転します

そういう時は思い切って

活動的になってみるのもいいでしょう

 

逆に不得意な季節にあたると

何もしなくとも病気は悪化傾向になります

人によっては発病したりします

 

例えば、春の花粉症

梅雨時の関節痛

暮れになるとインフルエンザにかかる…etc

 

そういう時は無理しないで無難に過ごしたほうがいい

動くにしても慎重に安全に保守的に・・・

 

慢性的な病気が良くなったり悪くなったりするのは

気候の影響も少なからずあります

一喜一憂しないで自分の体をよく理解しましょう

そして得意な季節に変わるまで

じっと待ちましょう


環境の影響2~得意な季節と不得意な季節

2006-05-18 00:11:41 | 臨床

一年のうちに何回か季節は変わりますが、

(春夏秋冬4回、梅雨時を入れて5回という説も)

どの季節が好きか嫌いかは人によってマチマチです

 

ただどんな人でも共通していえることは

得意な季節と不得意な季節があるということ

 

どんな人も完璧な人間はいません

(スーパーマンは映画だけです)

みんな長所と短所を持って生まれてきて

それは性格ばかりでなく、体にもそれがいえます

 

体の長所と短所に合わせるかのように

季節にも体質に合う、合わないが生じます

 

一般的に年齢を重ねる毎にわかってくるものです

自分の体に聞いてみるといい

自分が一番よく知っているはずですよ


環境の影響1~人間も自然の一部

2006-05-17 00:15:48 | 臨床

 

人間も動植物同様に自然の一部

日々周りの環境の影響を受けています

 

若いうちは無理をしても回復力がおおせいなので

あたかも何事もなかったかのように元気です

同様に気候・天候などの影響を受けても

あたかも何の影響も受けないかのように

健康を維持しているように見えますが

本当はちゃんと影響を受けていて、

それを上回る速さで回復しているだけです

 

若さだけに頼っていると

男女とも更年期あたりから

具合の悪いところがアチコチ出てきますよ

 

若い時に無理をして

回復力をむやみに消耗しないで

イザという時のためにとっておきましょう


認知症の回復過程から思いついたこと 2

2006-03-21 00:18:44 | 臨床

逆をたどると廃用症候群悪化過程に似ているぞ!?

 

今後注目を浴びるであろう介護保険の「介護予防」では

筋力トレーニングをして

介護生活にならないようにする意図があります

 

認知症でなくとも

「ただの運動能力の低下」が目立つ人は

筋トレをすれば介護予防はできます

 

自立心が欠けてきたり、

自分が何をして欲しいのか言わなくなった人

デイサービスで筋トレその他をすれば

なんとか介護予防は可能でしょう

 

しかし、病気らしきものがなくても

閉じこもって誰にも話しかけなくなった人には

筋トレよりもただの会話」のほうが有効

なのではないでしょうか

 

そしてどんな病でも、

まるでお話もできずに顔の表情さえも失った人には

私たちはどう接したらいいのか・・・

 

その時はもう言葉では意味がない、

先ず最初にやるべきことは

‘笑顔’で接することではないかと・・・

 

病んだ人が「心から笑顔になれるように」

医療・介護の一番の基本なのではないか・・・

 

認知症の回復過程から

こんなことを思いついたのだった


認知症の回復過程から思いついたこと

2006-03-20 00:01:35 | 臨床

認知症の研究で有名な川島隆太(医学博士)教授が

重症な認知症の方に、簡単な計算と音読を行ったところ

治りようもないと思われた人に

次の順番で変化が現れたそうです

 

1.     笑顔(非言語能力)が出る

 

2.     家族・周りの人に話しかけるという

   コミュニケート能力が出だした

 

3.     身辺(ADLなど)の自立傾向、

   自分が何をして欲しいのか表現できるようになった

 

4.     運動能力が向上した(歩けるようになった)

 

私はこれを見て、あれっ、と思いました


高齢者を見下さない

2006-02-20 00:09:34 | 臨床

特に男の先生がリハビリを行う場合で

高齢者と話をするときは

目線を同じか、見上げる位置にまで

体を下げたり、膝を床につくようにしている

 

そこには‘謙譲’という配慮

‘怖がらせない’というやさしさがあると思う

これは高齢者と話をする時一般にいえることだろう


疲れや痛みは2~3日後に出てくる

2006-02-16 00:15:24 | 臨床

ある程度年齢を重ねてくると

疲れや痛みが

その日あるいは次の日には出なくなります

いつもより多くがんばって

体を動かしたり、気を使ったりすると

次の次の日に、

高齢、体力低下の場合は

 3日後に

疲れや痛みが出てきます

 

次の日に痛みや疲れが出ないからといって

「おれは若いんだ」と誤解

している年配者がいますが、

そういう時は次の日まで様子を見ましょう

 

次の次の日に筋肉痛が出て

「先生の言った通りだ」

と苦笑いするときが結構あります

 

若いと誤解して連日身体に負担をかけると

回復するのに時間と苦痛が伴います

 

‘先生が悪化させた’と言い掛かり

つけられてしまうこともあります

 

痛いとか疲れたとか

急に症状が変わったら

「2~3日前に

運動とか、外出とか、誰かに会ったとか

日常と変わったことはありませんでしたか

たずねてみてください


有効の証

2006-02-08 00:16:13 | 臨床

苦痛が軽くなったりして、 

患者さんの主訴が解消し、

その治療に対して患者さんの満足度が高い場合、

よく次のような現象が起きます

 

それは笑顔多弁です

 

病んでいる状態の人は

みな暗くて無口です

 

治療効果があがると

暗く無表情な顔が

まぶしいほどの笑顔になり

沈んだ小さな声が

生き生きとした「ありがとう」

に変化するのです


「もう年だから・・・」は禁句!!

2005-11-21 12:10:21 | 臨床
先生と呼ばれている人は
「もう年だから、治らないのはしょうがない」みたいな事を言うのは
絶対に禁句です
どんなに高齢で、治らないとわかっている人でも
「そんな事言われるとどうしようもない、もうあの先生のところにはいかない
と言います。

どうしても言わなければならない、あるいは言ってしまった時は
対抗策なり処方箋なりを言って必ずフォローしてください