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しろくまハリきゅう院 しろくまリハビリマッサージ (旧‘しろくま治療院’)

しろくまハリきゅうとしろくまリハビリマッサージの院長のブログ

夫の「みのむし化」~東海林のり子さんの夫改造計画 後編

2006-07-22 00:02:13 | これからの介護

最初、東海林さんは

「夫が介護生活になったら仕事が出来ない」

という動機で夫改造計画を始めたそうです

がしかし無気力になった夫を生かそうとしていくうちに

沸々と愛情が湧いてきたそうです

 

「東海林さんの夫改造計画はこうだ」

1.     夫の身だしなみを整える

2.     夫を褒める(ウソでもいいから)

3.     二人で出かける

4.     スキンシップをする

5.     夫婦喧嘩をすべし

6.     夫に家事を手伝ってもらう、など自立させるべし

7.     夫のプライドを守りあるいは刺激し、

 夫に自分自身を大切にさせるべし

8.     明日の予定を作ってメリハリのある生活を

 

離婚後の寿命は女性は変わらないが、

男性は10歳縮むという統計結果もあります

男性は女性と違って簡単に死んでしまうんです

 

カギは

の「ごくろうさま」

の「笑顔」

(ん~、なるほどね)

 

退職金を持ち逃げされて離婚されるか、

かけがえのない存在として見直してくれるか、

はたまたただの惰性と妥協か…

 

妻の我慢も愛情もきっと

それまでの夫婦関係で決まるのでしょう…


夫の「みのむし化」~東海林のり子さんの夫改造計画 前編

2006-07-21 00:12:50 | これからの介護

いつだったかテレビでやっていたものを報告します

定年退職後夫の「みのむし化」現象

なんと80の夫に起こる現象だそうです

仕事一本無趣味な人に多い傾向です

 

夫の「みのむし化」現象とはどういう現象でしょう

1.     みのむし色の寝巻き兼ジャージで一日を過ごす

2.     やたらと飯の時間を気にする

3.     テレビを見続ける

4.     いくらでも眠る

5.     妻に小言が多くなり、束縛しようとする

6.     買い物などやたらと妻の後をついてまわるが、

 そのことに夫は気付かない…

 

これに耐えられなった妻は

「主人在宅ストレス症候群」になるそうです

一日中、夫の世話をする毎日。

この生活がまだまだ続くかと思うと…

妻のストレスが溜まり…離婚しようか…

良妻賢母の妻がなりやすい傾向です

 

「みのむし化」した夫を持つ東海林のり子さん(芸能レポーター)も

やはり一瞬、離婚の二文字が頭をよぎる…

しかし彼女は夫を見捨てなかった

~ つづく ~


小規模・多機能・地域密着6~介護の原点

2006-06-01 01:27:28 | これからの介護

 

その人らしい当たり前の毎日を支えたい

・・・しかし現実にはそれがなかなか難しい…

年寄りは基本的には変化しません

しかも個性的わがままな人が多いし

放っておくと魂が抜けたようになってしまいます

 

介護するほうも面倒くさくなったり

時には感情をぶつけたくなるでしょう

 

給料、労働環境、人間関係、適性…

いろいろ挙げたら切りがありませんが、

 

それでもそこまで介護したくなるのは

 

長く生きてきた人生の先輩として

 ねぎらいと尊敬の念

子供に帰って弱く小さくなってしまったものへの

 慈悲の心

単純に笑顔が見たい

そして最後の願いを叶えたい…etc

 

といった介護の原点

根底にあるからではないでしょうか

 

介護というものは追求すれば

なかなか奥が深いものです

 

その結果小規模・多機能・地域密着’

という形態に進化していきました


小規模・多機能・地域密着5~介護の理想と現実

2006-05-30 08:38:59 | これからの介護

看護や介護の現場で働いている人々の中で

自分の介護に対する理想と現実のはざまに

悩み苦しんでいた人が多いです。

 

流れ作業的にただ忙しくて

行き届いた介護が出来ない

 

ボランティア精神思いやりといった

最初に持っていた感覚を麻痺させていくうちに

自分自身働く喜びが無くなってきている…

 

そんな時、何かのきっかけで

自分らしい施設を作ることを決意します

 

縦割り行政に一度は開設をあきらめ

それでも公的な援助なしに私財をなげうって

利益は度外視して節約に節約を重ね

開設当初は毎日2~3人からみていった…

 

なぜ、そんなことをするのか 

 

そこには、ただ純粋に

本人と家族のお役に立ちたい、

お助けしたい一心というものがあります。


小規模・多機能・地域密着4~わかってきた介護問題

2006-05-27 00:54:01 | これからの介護

介護状態の人をかかえると

先ず入院を考えますが

今は社会的入院が出来なくなり

3ヶ月ごとに病院を転々とします

 

病院やめて施設に入所したいが

安くて人気ある所は予約待ちの状態で

おまけに他人様に預けると介護に不満が残ります

(昔に比べ今は質・量共に向上してきました)

 

⇒ならば家で自分で面倒みよう、となりますが

 

在宅ケアが普及していない昔は

認知症や重度寝たきりの人を

その家族だけで介護するには限界がありました

 

そしてにっちもさっちもいかなくなる

終いにはこんなニュースが流れます

「介護疲れで老夫婦心中」…

 

「これではまずい、緊急事態だ」

 

そこで主に医療や介護職についている人などが

ほとんど反射的に立ち上がって

自分たちで施設を作り始めます


小規模・多機能・地域密着3~以前の介護の概念

2006-05-26 00:25:08 | これからの介護

ではもう少し掘り下げて

なぜ「小規模」・「多機能」・「地域密着」

という形態になるのでしょうか

 

先ず介護保険以前はどうだったか…

 

介護は家族が家でするもの

しかも世間様からはひた隠しにされた

最後は病院に入院させればいい

施設入所は姥捨て山

 

…こんな時代の介護サービスは

質・量共に満足いかない状態でした


小規模・多機能・地域密着2~どういう意味?

2006-05-24 00:04:33 | これからの介護

 

「小規模」・「多機能」・「地域密着」とは

何のことでしょうか

私になりに短くまとめてみました

 

高齢者に馴染みのある普通の民家のような所で

10人前後、多くても20人位までの人数(小規模)

従来の介護にはない利用者主体の介護をしていくうちに

地域ネットワークと地元住民の

理解と援助に支えられるようになり(地域密着)

実績を積み重ねていきます。

開設当初はデイサービスのようなことをやっていて、

本人の症状や家族のニーズに合わせることを優先した結果、

泊りなどの介護サービスを増やす所が多いです(多機能)


小規模・多機能・地域密着1~はじめに

2006-05-23 08:34:00 | これからの介護

4月から改正された介護保険では

「小規模」・「多機能」・「地域密着」

といったキーワードが含まれる

新しいサービスを導入したいと考えている

 

そこには歴史がある

例えば、認知症か何かで

本人も家族も介護で困っている人々がいて

ただその人々を助けたいがために民家を借りて

県や市町村の援助もなく悪戦苦闘しながら

地元を中心に徐々に信頼されていく

そういった日本各地での動きが国までも動かし

介護保険に組み込まれていった・・・