クッタラ湖が「生物多様性保全の観点から重要度の高い湿地」に選定されました。
淡水湖沼
淡水藻類 カタシャジクモの生育地.
爬虫両生類* エゾサンショウウオ幼形成熟型の生息地.(幼形成熟とは,未成熟な形質を残したまま生殖能力の成熟を見る現象のこと.)
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クッタラ湖
支笏洞爺国立公園特別区域にある周囲約8kmの円いカルデラ湖。
摩周湖に次いで透明度の高い美しい湖です。チップ釣りのメッカとしても知られています。
環境庁の2001年度公共用水域水質測定結果で、水質の湖沼部門で 全国1位。
[名前の由来]虎杖浜の・湖「クッタルシ・トー」の意味が有力
クッタラとはアイヌ語で虎杖(イタドリ)の群生地を意味する言葉です。
[誕 生]約4万年前、クッタラ火山の山頂部の陥没によりできたカルデラ湖の説が有力
[湖 面 積]4.7平方キロメートル 国内19位
[湖 容 積]0.491立方キロメートル 国内7位
[湖の標高]257メートル 国内8位
[水 深]最大147メートル・平均104.5メートル 国内4位
[水 質]全国1位(COD=0.7mg) 平成9年度及び10年度
[透 明 度]28.3メートル 国内2位
[肢 節 量]丸に近い度合い 1.5 国内1位
国内では最も円に近い湖 流出入河川がない。
ザリガニなどが生息しています。
エゾサンショウウオのネオテニー個体群が生息していた湖です。明治42年に放卵されたヒメマスに皆食べられてしまい、ネオテニー個体群は既に絶滅したといわれています
環境省「日本の重要湿地」淡水藻類 絶滅危惧 I 類のカタシャジクモが生育。
2004年の白老町HPより
クッタラ火山(北海道高等学校理科研究会地学部会(研究部地学研究委員会))
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冬のクッタラ湖
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