goo blog サービス終了のお知らせ 

白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

見えてきた「原子力村」のシナリオ エネルギー(原子力)政策

2011-03-27 11:05:29 | 原発・エネルギー

福島原発震災発生から2週間余り、素人の私にも「原子力村」のシナリオが少し見えてきたように感じます。
「安価・安定供給も疑問符だらけであることが明らかになってきました。

日本経団連会長、原発「津波に耐え素晴らしい」原子力行政「胸を張るべきだ」
 日本経団連の米倉弘昌会長が、東京都内で記者団に対し、福島第1原発の事故について「千年に1度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」「原子力行政が曲がり角に来ているとは思っていない」と述べた。

原子力発電推進への取り組みで説明聞く (日本経団連タイムス No.3009 )

電力自由化の基本問題 (北海学園大学 経済論集第51巻第2号(2003年9月))
2003年の時点の論文であること、また、易しく書かれてはいませんが、後ろの「むすびにかえて」を読むと、実質的に独占状態を維持しようとする、電力業界のシナリオが見えてきます。風力や太陽光、地熱、燃料電池など、巨額の投資を必要としないエネルギーとはちがい、「国の政策が原子力依存である限り新規参入は不可能」
(また、独占企業でなければ東京電力は倒産するかもしれません。また、東京電力エリアの今後の電力料金は?)
「東電の出資ないと原発新設難航」合弁の米大手CEO 驚いた!

電力自由化  (ウィキペディアフリー百科事典)

電力自由化と原子力発電 (若狭連帯行動ネットワーク主催の講演会)講師は「原子力村からの村八分」を恐れているようです。

カリフォルニア電力危機を考える  (田中 宇
 乗り越える方法があるのではないだろうか。野放しの自由化ではなく、公正なルールに基づく自由化が。
原発以外の電気を買いたいと思っても今は出来ません。家を建てるのも無理な年金暮らしでは「太陽光」も導入できません。家のメンテナンスや耐震性を考えると、大幅な改築か新築が必要になると思われます。

河野太郎「日本のエネルギー政策」シリーズ1原子力発電  (Blog 脱脂粉乳世代)

もう廃炉だろうと考えていた、「高速増殖炉もんじゅ」が息を吹き返したわけが分かってきました。
河野太郎氏に質問したいのですが、「高速増殖炉が実用化された場合、燃料として投入した以上に発生するプルトニウムをどうするのでしょう?」

六ヶ所再処理工場(ウィキペディアフリー百科事典)

六ヶ所村再処理工場の課題と現状 (全国自治体労働組合)

【原子力村】の住民と思われる人々
 経済界の一部・電力業界・原発メーカー・原発研究者の一部(御用学者とも言われていますが)・経済産業省

あえて最悪のシナリオとその対処法を考える ビデオニュース・ドットコム)

小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)も「言えない」事態にならないことを願っています。
人間も自然の一部です。自然をコントロールしようというのは「人間の驕り」であることを思い知らされています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。