ミヤマザクラ(深山桜 別名:シロザクラ 白桜)
山地に生え、葉よりやや遅れて5月下旬~6月上旬に咲く。
花は白く総状花序(長く伸びた花軸に複数の花柄が長い円錐形または円柱形に並ぶ)又は、
散形花序(花軸の先端付近から、ほぼ同長の花柄が放射状に付く)花を付ける。
「樹木の個性を知る、生活を知る(ゑれきてる)」によると、「全国にみられるが、本州以南では、少し標高の高い所に生育する。
陽樹で山腹の適潤な肥沃地に生育する」となっているが、「別海フィールドの湿原植生について」には、「湿原の外縁部」に生育していると書かれている。
白老では平地や湿地(ヨコスト湿原)の周辺でも見られる。
ヨコスト湿原ではヤチハンノキと共に生育し、ヤチハンノキに次いで多いエリアもある。
湿原の周辺は、かつて、ウツナイ川やヨコスト川の氾濫時に肥沃な土壌が堆積しているのかもしれない。
そして湿原から草原、林への遷移が進んでいるという事なのだろう。
ウヨロ環境トラストのカラマツ林周辺にも見られる。 撮影 2008/06/04 萩の里自然公園
密腺は葉の縁にある。
実を見ると、花の付き方が良くわかります。
用途:公園・街路樹
シウリザクラ(朱利桜・朱里桜・朱桜)
山地に生え、花は葉より遅く6月上旬~中旬に咲く。花は白く総状花序に多数付く。
撮影 2011/06/15 萩の里自然公園
花のアップ
蜜腺
果実 2007/08/17 白老町飛生
用途:家具・楽器材・器具などに用いられる。
萩の里自然公園には、小さな木が沢山あるが、花を付ける木は少ないように思う。
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