仮に限定的に集団的自衛権が必要だとしても、安倍晋三の内閣では絶対に認めてはならない。
集団的自衛権:解釈変更容認指示 首相記者会見のポイント(gooニュース)
●限定的な集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を検討し、与党協議を開始
●解釈変更が必要と判断されれば、改正すべき法制の基本的方向を閣議決定
●武力行使を目的とした集団安全保障には参加せず。平和主義を守り抜く
●武力攻撃に至らない侵害など「グレーゾーン」への対処を強化
●現行解釈で対処できない邦人輸送中の米艦船防護や「駆け付け警護」を可能とする
という事らしい。
下手な紙芝居に騙されてはいけない。米軍艦艇に乗っている日本人を救うのは「米軍艦艇」を守るのではなく
乗っている日本人を守るのであって、集団的自衛権など無関係だ。
これらは個別的自衛権の範囲でも十分に可能だろう。
「大津市で起きた「いじめ事件」を発端して、誰も反対できない「いじめ」を人質にして、
教育委員会制度を「教育再生」という歯の浮いたような実態不明の掛け声のもと、
地方での十分な議論もないままあっさりと変えた。
同じ手口を使い「憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使」を手に入れようとしている。
安倍晋三とお友達によるNHK乗っ取り問題。 居座り続ける籾井会長
安倍政権の本当の狙いはここにある。
【集団的自衛権に「限定」なし/自民・石破幹事長がホンネ発言/全世界に派兵し、武力行使】
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意味不明の美辞麗句をばら撒き、国民をごまかし、実に不誠実な、稀に見る極めて悪質な内閣だ。
仮に限定的に集団的自衛権が必要だとしても、安倍晋三の内閣では絶対に認めてはならない。
ちくま学芸文庫「自発的隷従論」という書物があるのを知った。
私もまだ読んでいないが、そのエッセンスを紹介してくれている方がいる。
A「私は、これほど多くの人、村、町、そして国が、しばしばただ一人の圧制者を耐え忍ぶなどということがありうるのはどうしてなのか、それを理解したいのである。その圧制者の力は人々が自分からその圧制者に与えている力に他ならないのであり、その圧制者が人々を害することが出来るのは、みながそれを好んで耐え忍んでいるからに他ならない。その圧制者に反抗するよりも苦しめられることを望まないかぎり、その圧制者は人々にいかなる悪をなすこともできないだろう。(P011)」≪続きはこちら≫