特急あさまのブログ

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JR東日本 飯山線全線開通80周年「さよならラッセル展示」

2009-03-11 | JR東日本
7日(土)、飯山線全線開通80周年「さよならラッセル展示」に行ってきました。
午前中、飯山市は小雪が降っていました。
会場では、「さよならラッセル記念ワッペン」とDD16-301ラッセル車両、新型除雪機械のパンフレットの配布、オリジナルキーホルダー、ラッセル記念のお弁当、記念入場券の販売がありました。
写真展は飯山線営業所内休憩スペースで行われていました。

飯山線営業所




飯山線営業所内の写真展

その他、保守用車両の展示、実演もありました。



保守用車両の実演




DD16-301


DD16-301 ラッセル車両

このラッセル車両は、ディーゼル機関車「DD16」の前後に連結し、雪をかき分けて進む仕組みになっています。


DD16-301 十日町側のラッセル車両の運転室

DD16-300番台は1979年から1983年にかけて、飯山線及び大糸線用として、2・5・4・13号の4両が両端に脱着式の単線用ラッセル式除雪ヘッドを取り付け可能なタイプに改造され、それぞれ301~304号として300番台に区分されました。
300番台への改造に際し、ラッセルヘッドから機関車本体を遠隔制御するための改造もあわせて行われ、車端部に制御回路を引き通すジャンパ栓が増設されました。

キハ110系(戸狩野沢温泉行き)とDD16-301






上記3枚、飯山駅のホームにて

昭和55年(1980年)頃に飯山線に2台、昭和58年(1983年)頃に大糸線に1台配備され、もう1台は富山県にあります。
JR長野支社管内は長野総合車両センターにDD16 301 302 303の3両が配置されています。
飯山線の2台は篠ノ井駅(長野市)に近いJR貨物の車両基地に、大糸線の1台は松本駅(松本市)の車両センターにあります。
JR長野支社によると、雪の少ない今冬稼働したのは飯山線は8日間だけで、最後は1月16日。大糸線は1日だけだそうです。
飯山線で活躍してきた赤いラッセル車両は今冬限りで引退となり、来シーズンからは青いラッセル車になります。

次に、その青いラッセル車の新型除雪機械です。
新型除雪機械は平成18年度以降、JR東日本管内に31台導入されました。



長野側は雪を集めて遠くへ飛ばすロータリー機能で展示


長野側の新型除雪機械の運転室




新型除雪機械の内部


十日町側は雪をかき分けるラッセル機能で展示


十日町側の新型除雪機械の運転室

長野支社では飯山線に2台、大糸線に1台配備され、名前が付いています。
飯山駅配置車は「SR(スーパーラッセル)千曲川」、十日町駅配置車は「SR(スーパーラッセル)信濃川」です。
今回、展示された新型除雪機械は「SR(スーパーラッセル)信濃川」でした。



DD16-301と新型除雪機械




保守用車両の展示




保守用車両の展示


飯山駅