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 『新世界観光ブログ』観光案内所通信

クイズ☆新世界、知っとかナイト!発祥の地

2012年03月23日 | <新世界の出来事>
  クイズ☆新世界、知っとかナイト~!

 明治36年〈1903年〉、大阪で第五回内国観業博覧会が開催されました。
今では浪速区と天王寺区に分かれていますが、新世界と天王寺公園という
広いエリア
が開催場所になっていました。

14ヶ国が参加、約530万人が入場したそうです。

▼第五回内国観業博覧会全景図


▼第五回内国観業博覧会全景図/各館縮図〈サムネイル画像〉


ここで問題です

問題
 第五回内国勧業博覧会のために、作られたフ−ドメニューがあるんです。
大勢の人が訪れる事を想定し、まず、調理が簡単で、混雑している中でも
食べられる事、そして、安い事が条件。
 さて、そのメニューとは何でしょうか


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答え
   親子丼

 この博覧会のために作られたのが、親子丼でした。
博覧会の開催前に、事務局では、世界各国の人達に、何か大阪らしい食べ物を食べてもらおうと
考えておりました。

上記の条件を踏まえ、この難しい注文を引受けたのが、大阪の料亭、とりぎくの主人、内本松次郎さん。

そして、考えられたのが、鳥肉とねぎ、白菜を煮て卵で閉じたのが、元祖、親子丼でした。
博覧会では、一杯15銭で売られて大好評でした。

第五回内国勧業博覧会で販売された親子丼が、西日本、そして全国に一気に広がったそうです。
当時、勧業博覧会からの発信の大きさが解りますね。

実は、親子丼の発祥については諸説があり、明治中ごろ東京「玉ひで」の五代目主人・田中秀吉の妻・とくが、
鳥鍋の残りの割下に卵をとじるのをヒントに考案したという説。「玉ひで」は現在もあるそうです。

どちらにせよ、親子丼のル−ツ、探ってみればおもしろいものです。
諸説があるから、一層、ロマンが広がりますね。

…参考文献…
・大阪市立図書館 OSAKA Municipal Library
           
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[編集部]


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