天王寺動物園情報紙「Together トゥゲザー VOL.14」が発行されました。天王寺動物園の楽しみ方、動物についての豆知識、イベント情報など内容が豊富で、
読んで楽しいフリーペーパーです。今回の「Together」から、ちょっと面白い記事をピックアップしました。フクロウは真ん丸い目、ふっくらした体型。日本では「ふく」にかけて「福」、海外では知恵の神様の使い
とされてます。
いくら目が真ん丸でも
ふっくらしていても
やることは猛禽そのものです。
フクロウはタカやワシと同じ猛禽類なのです。
獲物を見つけたら音もなく舞い降り、強力な爪でガシッとひとつかみ。
「音もなく」という行動はフクロウの大きな特徴のひとつです。
羽の構造が音を消すようにできていて、新幹線のパンタグラフ(消音装置)に応用されているらしい。
まさに、科学が野生動物に学んだ例ですね。
そして、フクロウの首の関節はすごく柔らかくて、270度も回るんだとか。
目も僅かな光でもよく見える。
とにかく、全身が狩りのためにできているんですね。
星もない大空を、羽ばたきの音もなく飛翔する「夜の戦士」、フクロウは狩りをするために進化を遂げた、
プロ中のプロだったんですね。
ちなみに、天王寺動物園には、カラフトフクロウ、シロフクロウ、モリスズメフクロウがいるそうです。※設置場所は天王寺動物園、大阪市サ-ビスカウンター梅田・難波・天王寺、JR天王寺駅、通天閣、
スパワ-ルド、大阪市区役所、市営スポーツ施設など、その他にもいろんな所に置いてます。▼「Together
トゥゲザー VOL.14」表紙
※「Together 」はタブロイド判で全8ページで構成しています。
…お問い合わせ…
大阪市天王寺動物園
http://www.jazga.or.jp/tennoji/[記事:近藤正孝] (編集:西岡)