ハンディをつけて勝つ～松坂大輔投手と智弁和歌山～

　目標設定で、ハンディをつけて勝つことが大切です。メジャーリーガーのレッドソックス松坂大輔投手が、「相手の得意な球で勝負をして三振をとりたい」と話しています。多くの人が、「楽しよう」と考えて、自分の得意球で、相手の弱点をついて、いきます。でも、それで三振が取れたところで、うれしくもありません。また、成長もありません。強打者の一番得意な球で三振を取ってこそ、「自分が成長」するのです。だから、自分が「楽しよう」というのは、自分の成長を望まない人の発想で、結局長い目で見ると、自分をダメにしてしまいます。