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シャイニングライト

生きるということに命をかけてみたい
生まれたからには生きてやる

ゴッホ展

2021年10月04日 | ◆ENTERTAINMENT/ART

9月下旬に行ってきました!

ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
@東京都美術館

開催期間が長い美術展には出来るだけ前半で行くようにしている。
早く行っておけば「もう一度観たい」ってなった時に
再度足を運ぶことが出来るから!
これだけ大きい規模のゴッホ展は2019年以来かな?
でも何だかんだで毎年どこかの企画展でゴッホ作品来日しているので
毎年作品に触れることは出来ている気がする。
今回はクレラー=ミュラー美術館のコレクション作品から
ゴッホ作品48作品と
ファンゴッホ美術館から4作品が来日。

最近は何処も時間指定入場制で
人数規制が出来ているから、待ち時間もないし
混み具合も制御できているのでとてもいい。
平日の午後に行ったんだけど、それでも人は多く感じたな。
ゴッホ作品を中心にあとはサクサクまわって1時間半。
列に入って全作品をしっかり鑑賞するとなると2時間じゃ足りないかも。
あとグッズショップの混雑具合が凄かった(笑)
ポストカードの棚は2つあったんだけど
両方とも常に人だかりができていて、ポストカードに手を伸ばすのが大変(笑)
私が行った時間帯が夕方で、
閉館1時間前くらいだったっていうのもあったのかもしれないけど。

今回の目玉は16年ぶりの来日だった糸杉「夜のプロヴァンスの田舎道 」、
そして「レストランの内部」と「種まく人」、「黄色い家」。
今回の作品の中だと「レストランの内部」が好き。
パリ時代に描かれた作品で
いわゆるゴッホ作品と言われるあの情熱的なタッチとはまた違った
優しく淡い色合いで、点描画も一部使われていて♪
ゴッホ作品はどの作品もそうだけど
近くで見た時と離れてみた時の印象が変わるのが面白い。
「黄色い家」はもっと明るい色味のイメージが勝手にあったんだけど
実際は空の青が濃くて、
どちらかと言えば落ち着いている少し寂しいような印象を受けた。
この家にヒマワリの絵を飾ってゴーギャンを迎え入れたんだよね。
実際に観て好きになった作品は
「サント=マリー=ド=ラ=メールの海景」という海の絵。
ゴッホは人物画と、花とか緑、黄色の景色は多いけど
海とか水色を使っている作品って今まで観たことがなかったので
観れて嬉しかった。
波立つ海に船が浮かんでいて、滅多に入れることがなかったという
「Vincent」とオレンジで左下にサインが入っている。
海の奥行と波のグラデーション具合、海と空の色味がすごく好き。
あとは「草地」も良かったなぁ。
ゴッホのこういう作品が好きなんだなと再確認。
2019年のゴッホ展でも来ていたファンゴッホ美術館の
「サン=レミの療養院の庭」は対面したの2回目だったけど
あのエネルギーにこっちが負けそうになるね。
ゴッホが療養所でどんな時間を過ごしていたんだろうと想像しながら
この絵を見ているとそのゴッホが観ていた景色、過ごしていた時間に
吸い込まれそうになる。
「種をまく人」も実際に対面するとあの太陽がとても眩しくて
画像や写真ではわからない油絵の立体感が凄くて絵の前から動けなくなったし
「夜のプロヴァンスの田舎道」は夜空の描写が好き。
あの渦巻く空、ずっと観ていられる。

今回のゴッホ展はグッズが可愛くて
糸杉や黄色い家がイラスト化されてワンポイントで使われている雑貨とか
女性向けのグッズ多かったな♪
沢山買いがちなので抑えつつ、ヒマワリ缶は迷わず買いました!
本当に可愛い!!
缶の中は低糖質チョコクランチが入っていて
お土産にもピッタリだし、女性心をよくわかっている。
12月までやってるからもう1度行けたらいいな。


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隈研吾展

2021年08月21日 | ◆ENTERTAINMENT/ART

隈研吾展
新しい公共性をつくるための猫の5原則

@東京国立近代美術館


隈さんの建築物に触れるために近代美術館へ♪
チケットは日時指定のQRコードチケット。
チケット代1300円は安いと思う、もっと取ってもいいと思う!
って思えるほど大満足な内容でした☆
入場を時間指定にしてくれているので、混むこともなくゆっくり回れた。
写真撮影可なエリアもあって模型写真撮り放題なのも太っ腹!
解説全て読んで、映像全て見て、模型も凝視して
第一展示と第二展示の両方まわって所要時間は2時間ちょっとでした。
足パンパンになって、観終わる頃にはへとへとだった(笑)
今回は猫に視点を合わせての展示で、それがとても面白かった。
模型の中にも猫ちゃんが潜んでいて
どこに猫がいるか探すのも楽しかった♪

隈研吾さんの建築物、東京だけでも沢山あって
最近新しくできたものだと、新国立競技場、高輪ゲートウェイ駅など
話題な建築物多数。
日本各地、世界中にある隅さん設計の建築を
パネルと解説と模型を中心に、
隈さんの建築をアーティストが撮影した映像の上映、インタビュー映像など
色々な角度から建築を知れてとても興味深かった。
作品が凄すぎて声にならない声で「うわー!」とか「すごい!」とか
「へぇこういう素材使ってるんだ」とか心の中で沢山の独り言。
でも近くから実際に「すげー!」っていう
漏れてしまったであろうつぶやく声が聞こえて来ていて
「気持ちわかる!」と横で頷きたくなった(笑)
知らない建築物いっぱいあって、実際に見に行きたい建築物もいっぱい。
旅行出来るようになったら絶対行ってやる!
これだけ沢山の模型を見れると大興奮だね!
マスクの下でニヤニヤ止まらなかったよ。
映像作品もとても良かった。
特にアオーレ長岡の映像とてもとても良かった。
私が短大の時に卒業設計でやりたかった建物がまさにアオーレ長岡みたいな建築で
私の頭の中でまとまらなかったものが完璧な形で素晴らしい建築物になっている!という感動。
実際にあの場所に行きたい。
今はまだ行けなくても、
今から行きたいところをピックアップして勉強しておこうと思います♪
建築巡り旅したい!

建築とは人が安らげる場所なんだと。
木のぬくもり、光の入り方、風の通り方、人が通る導線、外からと中からの目線。
もちろん使いやすさもある。
色んなことが考えられたうえで作り出される、
住居であれば毎日過ごす場所、お店や美術館だったら行くと心安らぐ場所など
建物によっても役割が違う。
発想力の凄さがもう驚きしかなくて
どの建築も美しく繊細で、真似できない美術品のようだ。
そしてやっぱり隅さんは木のぬくもりがある建築が多くて
それだけで心が温かくなる。
新国立競技場もそうだよね。
全国47都道府県の杉、沖縄は松が使われていて
コンコースには20種類ほどの植物が植えられている。
昨年の春に新国立競技場の前を通ったら
2階か3階の上の方に植えられている梅の木が満開で
外から見ても綺麗だった。
でも普通、競技場のコンコースに梅が咲いてるなんてありえないよね(笑)
競技場の敷地内に木が植えられているならわかるけど、
競技場内、しかも上の方の階になんて。
木の梁の組み型も美しかったな。
早く新国立競技場も中に入りたい。
オリパラのチケット申し込みしたのは、
競技場内に入りたかったからっていう理由が1番だった。
国立でやるスポーツなんて観る機会が中々ないけど
いつかは入れる機会があるといいな。

こうやって展示会に行くと
やっぱり私は建築が好きなんだなって思う。
特別詳しいわけではないけど
学生時代に勉強していて
実際に自分で設計したり模型作って図面引いて内装考えてって
やっていたのが楽しかった。
美術館とか、新しい建物みるとワクワクする。
また今回イイ切っ掛けを貰ったので
建築熱にも再び火をつけて、趣味程度に勉強していきたいなって思います。
分厚い図録を購入したのでこれからゆっくり読んでいきます♪
建築興味ない人でも楽しめると思うのでおススメです。
9月26日まで開催。

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アニメージュとジブリ展

2021年04月29日 | ◆ENTERTAINMENT/ART


松屋銀座で開催されていた「アニメージュとジブリ展」へ♪
混雑緩和で日時指定チケットだったので
4月最終週に行くつもりで前売り買ってたんだけど
18日?19日?くらいには大阪が緊急事態を出すと報道がされていて
百貨店も休業要請するという内容だったので
同じ流れで東京も緊急事態かかったら
前売り買っている日だと休業でいけなくなる可能性あるなと思って
その週の平日夜に当日券で駆け込んで見てきました。
丁度行けるタイミングあって良かったー!
東京は25日から緊急事態が掛かって百貨店は休業になり
アニメージュとジブリ展も24日が最終日になった。
早めに動いておいて正解。


ナウシカはアニメージュで連載されていてその流れから映画化されたんだよね。
アニメージュは学生時代に好きな作品が表紙の時に年に1度くらい買ってたな。
私は宮崎駿さんのジブリ作の中でも風の谷のナウシカが大好きで
幼少期からビデオでジブリ作品を観てたんだけど
私が一番見ているアニメ映画はナウシカだと思う。
初めて映画館で見たジブリ映画は「となりのトトロ」だったな。
今回の展示会はアニメージュの歴史を中心に
ジブリ作ではナウシカがメインの展示だったから
ナウシカ好きな私にとっては大興奮内容!!
歴代のアニメージュの誌面を拡大したものや
原画やセルの展示だったんだけど
アニメージュ誌面は文字も多くて全部読むとなると相当時間かかる情報量。
私はジブリ以外は知らない作品も多かったし
興味ある部分だけ掻い摘んで読んで、1時間ちょっとで見て回れた。
今後、地方巡回あるので参考までに。
ここ数年は美術館も時間指定チケットになったけど
とても良いシステムだよね!
いまだと人数の制限もしやすいし、何より待ち時間なくスムーズに回れる。
展示は終盤が写真撮影OKエリアがあって
リアルなナウシカ装備!!これやばい!!
ナウシカが持ち歩いている道具なども展示されていて
とても忠実に再現されていた。


人が少ないと、写真に人物が映り込まなくて嬉しい。
ガラガラだったわけでもないけど、
この日撮った写真は全部が人の写り込みなしで撮影できました♪




展示会開始からまだ1週間たってなかったんだけど
グッズは欲しかったものが売り切れてたりしてたのでポストカードとか小さいものだけ購入♪
展示会に来た人は売り場でパスコードを入手すれば
オンラインでグッズが購入できるシステムでした!
入場日によってオンラインストア利用できる時期が決まっているんだけど
売り切れた商品も受注生産で注文が出来て便利なシステム!
結果グッズ沢山買っちゃったけど
ココでしか買えないってなるとね買っちゃいますよね。
ここ10年くらい、都内でやっているジブリ展は全部行けてると思うんだよね。
今回も行けなかったら悔しい思いするところだったから
先を読んで行けて本当に良かった♪♪
最初に買っていたチケットは中止になったので払戻になるんだけど
中止期間すでに前売り買ってた人に向けては
オンラインでグッズを買えるようにしてくださるとのこと。
これ以上グッズ買い足さないように気を付けます(笑)
名古屋のジブリパーク早く行きたいな。
ナウシカ久し振りに観返したいと思います♪
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ロンドンナショナルギャラリー展

2020年09月07日 | ◆ENTERTAINMENT/ART


昨年から楽しみにしてた美術展へ♪
ロンドンナショナルギャラリー展です!

最初の予定では3月~6月予定だった開催期間が
2月末から国の感染拡大を抑えるための自粛要請を受けて開幕が延期。
その後、緊急事態宣言もあり「これ開幕できる?」という状態でしたが
開催期間を6月~10月に変更し6月18日に開幕しました。
6月18日って
最初の予定ではもう東京での開催は終了しているはずだった。
東京をずらしたことで、その後の大阪も期間をずらすことになったんだけど
それって凄いことなんだよねきっと。
展示作品61作全てがロンドンナショラルギャラリーからお借りして展示している。
期間が延びたことで元々その期間にやる予定だった展示の日程も変えなくてはいけない。
簡単に「期間伸ばしましょう」って変更できることではないと思うし
沢山の人のご尽力があっての開幕だったんだと思うのです。
約3カ月も展示されたまま観に来てくれるのを待っていた61作品たち。
開幕してくださり本当にありがとうございます。

今回ロンドンナショナルギャラリーから日本に来てくれた61作品、
全てが日本初来日でした。
ロンドンナショナルギャラリーの美術展をやること自体が世界初だったそうで
この作品たちを日本で鑑賞できるって本当にすごいこと。
ロンドンまで行かなきゃ観れない作品たちを上野で
しかも1700円の入場料で観れるなんて!
え、安くないですか?(笑)
チケットは30分刻みの日時指定チケットなので
人数も区切られていて混まないのも嬉しい♪
音声ガイドのナビゲーターは古川雄大くんだったこともあり
今回もしっかり音声ガイド借りて楽しんできました♪

ポスターでメインを張っているのは誰もが知っているゴッホの「ひまわり」。
ゴッホ以外にも、モネ、フェルメール、ルノワール、など有名な方の作品が多数♪
暗い館内に作品が一番美しく見えるように照明が照らされている。
絵だけじゃなく、美術品や建築物など全てそうだけど
古い作品だと500年以上前に描かれた絵と
時空を超えて目の前で対面できることへの感動。
作品を通じてまるで本人と対面できているような、
対話できているような気持になる。

カルロクリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」は楽しみにしてたけど
予想以上の美しさと輝きで、まだ2作品目なのに絵の前で動けなくなったし、
フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」は小ぶりな作品だけど
切り取られたその景色はそのまま扉を開けて
部屋の中の様子を見ているような気持ちになる。
光の入り方がとても美しい。
あとは風景画がどれも素敵で、
カナレット、グアルディ、クロードジョゼフヴェルネ、クロードロラン、
ロイスダール、ターナー、素晴らしかった。
書籍などで見てる印象と実際に作品と対面した時の印象って全然違くて
作品の大きさもだし、細部を細かく見れたり、プリントではわからない色の重ね具合だったり
作品ひとつひとつに命が吹き込まれているのを感じる。
この景色を実際に見て描かれたのかなとか、
イメージにある景色に脚色をしてこの美しい景色を作り出したのかなとか。
想いを巡らせる。
あと楽しみにしてたのがエルグレコの作品。
大原美術館で観たエルグレコ「受胎告知」が忘れられなくて
また岡山に行くときは立ち寄りたいとずっと思っていて。
宗教画を沢山残している人で、それまで宗教画に興味がなかった私が
大原美術館でその絵に引寄せられてずっと観てた思い出がある。
今回の美術展でも1枚「神殿から商人を追い払うキリスト」という絵が来ていて
ちょうど誰も観ていないタイミングに1人で独占対面できました。
10数人の人が描かれていているんだけど
じっくり1人1人の表情まで観られて満足です。
最後のブロックが
ゴーギャン、ピサロ、ドガ、モネ、ルノワール、セザンヌと
メジャーな方たちが畳みかけてくる!
ここのブロックは人気作品ばかりでどこも人口密度が高め。

そして最後がゴッホのひまわり。
ゴッホはひまわりの絵を沢山描いているんだけど
中でも有名なのが、この花瓶にひまわりが挿してある作品で
似た作品をゴッホは7点制作している。
そのうち最初の4点はアルルにゴーギャンを迎え入れる為に
ゴーギャンの部屋に飾るために描かれた作品。
4点のうちの最後の2点をゴッホは選びサインを入れゴーギャンの部屋に飾った。
その4点目にあたる、サインの入ったひまわりが
ロンドンナショナルギャラリーが保有している「ひまわり」。
1888年の作品、132年前の作品。
ゴッホはきっとゴーギャンが来てくれるのが嬉しくて、
一緒に住めることが嬉しくて、このひまわりたちを描いたんだろうなぁ。
ゴーギャンがその前に気に入ってくれたゴッホの作品もひまわりだったんだもんね。
ひまわりの花の部分だけでなく、背面も台も花瓶も幸せの黄色で彩られた
情熱が溢れてくるこの作品が持つエネルギー。
厚く重ねらえた絵具の跡。
この作品とは『初めまして』だけどあまりにも有名で、
いつか対面したいと思っていた作品で
ゴッホに対しては『また逢えたね』という想いも一緒に
沢山の人に囲まれている「ひまわり」を
近い距離や少し離れた遠い距離、色々な角度で時間をかけて鑑賞。
この「ひまわり」はこの132年間にどんな景色を見てきたのだろう。
対面できたことへの感動と
こちらが負けそうになってしまうくらいの黄色い強い輝きと
彼がこの作品へ込めた思いと
この作品が見てきた景色。
色々な想いが込み上げてくる。

入れ替え制ではないけどHPの方には感染防止のためにも
「1時間を目安に観賞して」という記述がある。
実際に時計で確認したら90分ちょっとで出口到着でした。
音声ガイドで作品の中に描かれている細かい描写の説明や
特徴を詳しく聞けてとっても勉強になった♪
ゆんの声でお耳幸せでした♪♪
ショップは入場規制してたけどすんなり入店できて
お気に入りの作品沢山あったんだけど
実際に部屋に飾りたい作品に絞ってポストカード3枚と図録を購入。
図録は表紙帯が2種類あって選べるタイプでしたが
ゴッホとフェルメールの帯の方にしました。
図録はとっても細かく作品が紹介されているので
これから時間をかけて読むのが楽しみ♪

実際のロンドンナショナルギャラリーの歴史も見ましたが
戦争のたびに空襲などから守るために作品を地下鉄の駅に避難させたり
安全な地域に疎開させたりしていたということも書かれていて
歴史の中でそういう風に作品を守ってくれたから
今こうして、しかも日本で対面することが出来た作品たちなんだなと。
とても幸せな時間でした。
作品が描かれた時代についてもっと深く勉強したくなりました。
開催してくださり本当にありがとうございました。



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上野美術館めぐり

2019年11月12日 | ◆ENTERTAINMENT/ART

10月後半に上野で美術館めぐりへ♪
まずは上野の森美術館でゴッホ展から!
最近は美術展も
公式twitterでリアルタイムの混雑情報を出してくれてるから
助かる♪♪
絵に関しては詳しいわけでもないし
有名な画家さん、作品しかしらない超素人ですが
唯一好きな画家がゴッホです。
光を繊細に描いたり、透明感のある柔らかい作風よりも
力強いタッチで描かれているゴッホの作品の方が好きみたいです。
一番好きなゴッホの絵は今回来日して来なかったんだけど
ゴッホの作品を40点以上一気に見られるチャンスなんてそうはない!
来年1月までのゴッホ展だけど早く対面したくて早々に行ってきました♪

平日の午前中だったから
そこまで混雑はしていなかったけど
作品によっては列ができている感じ。
それでもゆっくり進むので、作品をじっくり鑑賞できました。
ゴッホの作品を中心に
ゴッホと交流があった画家や、影響を受けた画家の作品を展示。
モネ、ルノワール、セザンネ、ゴーギャンなど
有名な方の作品が多数。
贅沢な美術展だ。

楽しみにしていたのは
モンマルトルのテオの部屋から見た景色を描いた「パリの屋根」と
サン=レミで描かれたという「薔薇」。
そして、実際に観て感動したのは
「糸杉」と「サン=レミの療養院の庭」の2つ。
画像やプリントされてる平面で見るのと
生で作品を鑑賞するのとでこうも違うかと思い知らされる。
作品の大きさもだし、絵の具の重ね具合、色の混ざり具合、
それとどの時代に描かれたかというのも面白い。

音声ガイドは杉咲花ちゃんと、テオ役の小野賢章くん。
作品に対する時代背景、詳しい解説にプラスして、
フィンセントからテオに宛てた手紙の朗読も入ってくる。
お花ちゃんの声も大好きだし
賢章くんがテオとかお耳が幸せです。

展示も年代を追って作品を鑑賞できるから
フィンセントの生活の変化からモチーフが変わったり
暗い色ばかり使っていた時代から
アルルでの生活の中で明るい色を使う時代が来る流れとか
とてもわかりやすくてその作風の変化が面白かった。
アルル以降の作品がやっぱり好きだなぁ。

絵画とか美術品は
詳しくなるとまたそれは面白さが増すんだろうけど
単純に「この作品キレイだな」とか「この作品に惹かれるな」っていう
直観的な「好き」だけでも十分楽しめると思う。
「糸杉」がなぜ取り上げられるのか
作品を実際に観ると、そのエネルギーの凄さに圧倒されて
作品に吸い込まれる。
「糸杉」は7年ぶりの来日だったらしい。
日本でこれだけ沢山の作品を観れるということは凄いことだよね。

図録は表紙が糸杉と薔薇で2種類あって
迷わず薔薇にしました♪
結局、薔薇にしたんかい(笑)
紅茶もチケットケースも買ったけど、両方薔薇にしました♪(笑)
薔薇がすんばらしかった。


ポストカードやスヌーピーコラボグッズなど
グッズいっぱい買っちゃう罠(笑)
でも楽しかったー!! 大満足♪


美術館2つ目は西洋美術館でハプスブルク展♪
春のエリザベート公演中から話題になっていたハプスブルク展。
ゴッホ展と合わせて前売り購入してました♪
オーストリアのハプスブルク家のコレクション展です。
ミュージカル好きじゃなかったら興味なかった分野だろうなぁ。

娘マリーアントワネットと、その母マリアテレジア。
夫ヨーゼフフランツ1世と、その妻エリザベト。
ミュージカルの作品を通じて、何度もなぞってきた
彼女たちの人生。
その人生に直接触れられるこの機会を逃さずにはいられない。

絵画、武具、工芸品など
ハプスブルク家が集めてきたコレクションたち。
メインビジュアルになっている、青いドレスの少女は
王女マルガリータの肖像画。

今までマリーやエリザベートについて調べていると
そこに出てくる肖像画があって
その肖像画の数々を実際に鑑賞することができました。
今までは肖像画もその人にしか目が行ってなかったけど
どういう場所で、どういう服装で、手に何を持っているのか、
そういう細かい部分まで解説と共に鑑賞できるって嬉しい。
マリアテレジアの右奥に並んでいる3つの王冠、
マリーの右上に飾られているルイの石造、
エリザベートの左手のブレスレットの飾り。
解説がなきゃ気づけなかったなぁ。
ドレスの質感、レースの繊細さ、宝石の輝き、光の差し込み方、
写真のように美しい肖像画たち。
その中でもマリーの肖像画は大きさも誰よりも大きな絵画で
美しさの迫力がとてつもない存在感でした。

音声ガイドは花總まりさん、梅原裕一郎さん。
花總さんがガイドとか!借りない選択肢ゼロなやつですよね!(笑)
エリザベート役は勿論、マリーアントワネット役も拝見しているので
花總さんの声でマリーとエリザベートの解説が聞けたのは嬉しい。
そして最近の音声ガイドは声優さん入れてくるなぁ耳が幸せ(本日2回目)

描かれた当時、本人をモデルとして描かれた肖像画や
彼ら、彼女らが愛した美術品たち。
200年くらいの時空を超えて、この肖像画を通じて
彼女たちと対面できたような気がして
肖像画の前で感動して立ちつくしてしまった。
わかっていたつもりだったけど
物語上でしか接することが今まではできなかったから
実在していたことを改めて実感する。
その当時からこれだけの美術品や
絵画の技術があったことにも驚かされる。
保存状態の良さにもびっくりした。


ポストカードだけだと細部は読み取れないけど
実物を鑑賞できたので
このポストカードだけでも感動は蘇ってくる。
エリザベートのチケットケースも買った♪

なんていうかトラップですよね。
ポストカード150円、チケットケース300円って言われると
ライブや舞台のグッズより断然安いから
つい「安い!」って感覚で買ってしまうのです。
図録も2000円台だし、舞台のパンフの10倍くらいの厚さ&情報量だし
「めちゃくちゃ安い!」って思ってしまう。
これはトラップです(笑)

来年のエリザキャストが本日発表に!
ルキーニにまりおくん入れてきたの驚き。
りゅーじくんのルキーニ!超楽しみ!!
ルドルフがシングルになったのも驚いたけど
りょんの続投嬉しいし、原さんも続投だった♪
また来年もチケット取り頑張ります(笑)

ハプスブルクは少しコア層だと思うけど
ゴッホ展は強くお勧め!
ハプスブルクはミュージカル好きな人にはお勧め!!(笑)
ほんの少しでも興味ある人は是非。
ゴッホ展は土日は混んでいるようなので、
事前にチェックをして行くといいかなと思います。

そして久しぶりに上野まで行ったので!!
シャンシャンに会ってきたよー♪
12:00過ぎで待ち時間10分でした。


噂通りお昼に行ったらシャンシャン寝てたんだけど
寝てるポーズまで可愛い。


お父さんのリーリーもお休み中。
後ろ姿だけど、ぐでんとしてる感がたまんない。

美術館回り終えて再入場してリベンジ。
15:00台で待ち時間30分。
列はどんどん進むし30分あっという間だった♪


シャンシャン元気に動き回ってた♪♪
もう子パンダの面影ない、大きい(笑)


お母さんのシンシンはご飯タイムで笹をむしゃむしゃしてました♪

やっぱりパンダ可愛いなぁ。

観覧レーンが子ども連れは前のレーン、
大人だけだと後ろのレーンなのです。
後ろのレーンだと、肉眼では普通に観れるけど
写真撮るとなると相当の望遠レンズじゃなきゃ厳しいんだなと
勉強になりました。
ガラス張り、動く被写体、被写体まで距離ある、難易度高い(笑)
しっかり動いてるシャンシャンに会えて可愛さを体感できたので大満足♪♪
最後のパンダグッズの誘惑に負けながら
この日のミッションをすべて終えて帰宅しました。
またゆっくり美術館めぐり出来たらいいな♪






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