
9月下旬に行ってきました!
ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
@東京都美術館
開催期間が長い美術展には出来るだけ前半で行くようにしている。
早く行っておけば「もう一度観たい」ってなった時に
再度足を運ぶことが出来るから!
これだけ大きい規模のゴッホ展は2019年以来かな?
でも何だかんだで毎年どこかの企画展でゴッホ作品来日しているので
毎年作品に触れることは出来ている気がする。
今回はクレラー=ミュラー美術館のコレクション作品から
ゴッホ作品48作品と
ファンゴッホ美術館から4作品が来日。
最近は何処も時間指定入場制で
人数規制が出来ているから、待ち時間もないし
混み具合も制御できているのでとてもいい。
平日の午後に行ったんだけど、それでも人は多く感じたな。
ゴッホ作品を中心にあとはサクサクまわって1時間半。
列に入って全作品をしっかり鑑賞するとなると2時間じゃ足りないかも。
あとグッズショップの混雑具合が凄かった(笑)
ポストカードの棚は2つあったんだけど
両方とも常に人だかりができていて、ポストカードに手を伸ばすのが大変(笑)
私が行った時間帯が夕方で、
閉館1時間前くらいだったっていうのもあったのかもしれないけど。
今回の目玉は16年ぶりの来日だった糸杉「夜のプロヴァンスの田舎道 」、
そして「レストランの内部」と「種まく人」、「黄色い家」。
今回の作品の中だと「レストランの内部」が好き。
パリ時代に描かれた作品で
いわゆるゴッホ作品と言われるあの情熱的なタッチとはまた違った
優しく淡い色合いで、点描画も一部使われていて♪
ゴッホ作品はどの作品もそうだけど
近くで見た時と離れてみた時の印象が変わるのが面白い。
「黄色い家」はもっと明るい色味のイメージが勝手にあったんだけど
実際は空の青が濃くて、
どちらかと言えば落ち着いている少し寂しいような印象を受けた。
この家にヒマワリの絵を飾ってゴーギャンを迎え入れたんだよね。
実際に観て好きになった作品は
「サント=マリー=ド=ラ=メールの海景」という海の絵。
ゴッホは人物画と、花とか緑、黄色の景色は多いけど
海とか水色を使っている作品って今まで観たことがなかったので
観れて嬉しかった。
波立つ海に船が浮かんでいて、滅多に入れることがなかったという
「Vincent」とオレンジで左下にサインが入っている。
海の奥行と波のグラデーション具合、海と空の色味がすごく好き。
あとは「草地」も良かったなぁ。
ゴッホのこういう作品が好きなんだなと再確認。
2019年のゴッホ展でも来ていたファンゴッホ美術館の
「サン=レミの療養院の庭」は対面したの2回目だったけど
あのエネルギーにこっちが負けそうになるね。
ゴッホが療養所でどんな時間を過ごしていたんだろうと想像しながら
この絵を見ているとそのゴッホが観ていた景色、過ごしていた時間に
吸い込まれそうになる。
「種をまく人」も実際に対面するとあの太陽がとても眩しくて
画像や写真ではわからない油絵の立体感が凄くて絵の前から動けなくなったし
「夜のプロヴァンスの田舎道」は夜空の描写が好き。
あの渦巻く空、ずっと観ていられる。
今回のゴッホ展はグッズが可愛くて
糸杉や黄色い家がイラスト化されてワンポイントで使われている雑貨とか
女性向けのグッズ多かったな♪
沢山買いがちなので抑えつつ、ヒマワリ缶は迷わず買いました!
本当に可愛い!!
缶の中は低糖質チョコクランチが入っていて
お土産にもピッタリだし、女性心をよくわかっている。
12月までやってるからもう1度行けたらいいな。
