中国で相次ぐ大規模な洪水。7月28日未明、首都北京を含む天津市、河北省を含む広範囲で記録的な豪雨に見舞われ、大洪水が発生した。国家の象徴とも言える故宮は冠水、天安門広場も浸水した。30日時点で死者8名、行方不明者18名と発表されたが、被害を受けた住民の証言では、複数の村が鉄砲水に襲われ、多くの住民が命を落とし、実際は当局の発表をはるかに上回る死者が出ていると考えられる。
まるで中国が裁きを受けている印象すら受けるが、ここ近年中国を襲う洪水の大半は、河川上流に建造されたダムの放水によって引き起こされており、天罰というより国家の失策によるものだと断言できる。今回においても、107基のダムで同時に放流が行われており、過去最大級だったらしい。北京市や天津市の安全確保のため、周辺農村への放流が優先され、今回も多くの村が水没、多くの住民が被害を受け、命や生活の全てが失われた。
村民の話によると、洪水の前には警報も避難指示もなく、通信施設も既に麻痺していたため、村全体が不意を突かれた形だったという。こうした大災害にも関わらず、国営テレビはその被害状況は報じず、互いに助け合っている事ばかりが強調され、現場の悲惨な状況は全く報じられていないという。被害を受けた村に政府関係者がすぐに来る事もなく、政府からの救助も物資の援助もなく、中国政府が全く人民にとって役に立っていない事が分かる。
これほど無責任で非道で腐り切った人間しかいない中国共産党に牛耳られた中国の人民が哀れでしかない。そんな国に媚びを売り続ける日本の自公政権を始めとする売国政治家達は、中国共産党の幹部連中と同類の人間だろう。そろそろ中国共産党とその仲間達は天の裁きを受けるのではないか。
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