風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

遂に地名の話

2008-11-04 23:23:57 | 雑記
あしたはおやすみーっ!

と言うことで、ついでに書きたい事もあると言うことで、と言うことで珍しく火曜日に記事と言うことで。



本日の北海道新聞の朝刊、卓上四季からの話題。

地名ネタですw
えー、と、
書いてるうちに真面目になりすぎて面白くない記事になりそうな予感がします。
まぁ、その辺はご容赦。「チラシの裏に~」とか言わんで下さいw

まずは、以下にサイトから記事を転載。


11月4日付、北海道新聞「卓上四季」より

卓上四季
地名
(11月4日)

 東京・神田の駿河台には大学や専門学校が立ち並ぶ。この辺りは江戸幕府を開いた徳川家康の時代には、神田山と呼ばれていた
▼家康は晩年、家臣とともに江戸を去り駿府(すんぷ)(静岡市)に移り住む。家康の死後、家臣らは江戸に戻ることになった。困った幕府は、神田山を切り崩し、屋敷の用地を造成する。これが駿河台という地名の由来だ

▼苫小牧市内の地名「沼(ぬま)ノ端(はた)」がもめている。住居表示の変更を進める苫小牧市が昨年、この一部を東開(とうかい)町と変え、反対する住民二十数人が地名保存の裁判を起こした。先週の地裁判決で住民は敗訴したが、納得せず、なお争う構えだ
▼近くに「野鳥の聖域」ウトナイ湖(沼)がある。沼ノ端というのはこの畔(ほとり)という地名だ。駿河台ほどではないが百年以上の歴史を誇る。もちろん、市にも理屈はある。沼ノ端○○○番地では分かりにくい。「東開」には、東に開けるという意味を込めた…

▼昨今の自治体合併で新しい地名が数多く誕生した。だが専門家たちは時に首をかしげる。たとえば栃木県「さくら市」。ひらがなで由来もうかがえない。桜の名所なら全国どこにでもある

▼「市町村合併で『地名』を殺すな」の著者片岡正人さんは、地名の破壊は文化破壊だという。そこには行政や住民の理解不足があるとも指摘する。地名は芸名とは違う。古くからあるものへの愛情が試されているともいえよう。


以上。



地名改変は難しい問題ですね。

先の「平成の大合併」を見ても話題に事欠きません。
そりゃ、自分の住んでる土地の名前ですから、誰もがすんなり受け入れるなんてことはそうそうないでしょう。

そもそも地名って言うものは自然発生したものが大半です。
上の記事で見ても「沼ノ端」はそういったものの一つでしょう。



では、それをいざ変えるとしたとき、どのように変わるでしょうか。

例えば、験担ぎ。色々と有名な「幸福駅」の幸福は「幸震(サチナイ)」と言う地名が「幸無い」に繋がるとして「幸福」と縁起良く改められました。
こんな例はいくらでもあります。
本を読んでいても「これが一番もめない地名改変かもね」とか思います。

例えば、時の経過。言葉が変わるようにいつしか地名も変わってしまいます。
…これは地名改変か?

例えば、お上のお触れ。
本を読んでいても、もめた話は大体この手。


解ってもらえるでしょうか。

元記事の締めにこうあります。
>地名の破壊は文化破壊だという。
これは、一概に言えることではないはずです。

地名改変=良くない

では無いと僕は思っています。まぁ、「それはいかがなものか…」と言うのもありますけどw

南ア○○○市とか。
四国○○市とか。
立ち消えになった物にも
あっぷ○市とか。
イ○ハト○ブ市とか。
有名どころだと南セン○レア市とか。

因みに、記事でも紹介されていた「市町村合併で『地名』を殺すな」と言う本。
非常に興味があります。
以前本屋さんでちらっ、と立ち読みしたところ、書名の通り突っ込みどころが多かったように思われます。
大体こういう本に感情含めて論説して良いのか?って気もしますが…
ハードカバーなのでお高く、そこまでの価値が微妙だったので、図書館で借りようと思ってますが2週間で読めるかー!

…春までお預けです。


一つの記事にまとめようかと思ってましたが、全然でした。

以上、まだまだ序論です。

一応僕も理系気取りだったりしますので、「地名を殺すな」とか「古くからあるものへの愛情が試されているともいえよう」とか、そういった感情をなるべく挟まないで論理的に頑張ろうと思います。
はたして・・・?

ということで、たとえ誰も読まなくともつづく!