持って生まれたもの！

あっ！と言う間に溶けてしまいましたが、今朝の雪景色には“びっくら”こいてしまいました～。
　　
でもまだ３月末ですから、暦的にはこの時期の積雪も大して驚くことでもないはずなのですがネ・・・
　　　
　　　
さて、いよいよ明日の夜は、サッカーW杯　アジア最終予選　対バーレーン戦ですね、楽しみです！
戦績はここ１年では対バーレーンは２勝２敗の五分、なかなかの強敵です、日本代表の活躍を祈っております～！
　　
　　　
ところで、サッカーは“岡田ジャパン”、野球は“侍ジャパン”・・・って～この違いって何？
以前からず～っと、日本代表チームに名付けるこの『○○ジャパン』ってのがど～もしっくりこないと感じてる自分です！
　　
　　　　
侍ジャパンと言えば、ＷＢＣ、巷ではだいぶ盛り上がった様ですね！自分もそれなりに楽しみに見ておりました、そしてとりあえずは　『優勝おめでとうございます！』
ただ・・・本気（マジ）になってた参加国は日本と韓国だけ？？？みたいなところは否めませんが！
　　
それにしても、人が“持って生まれたもの”　ってのをよ～く感じた大会でした。
　　
準決勝ではイマイチのピッチングだったのにMVPをさらって行った松坂！
決勝、延長戦のあの場面に打順が巡ってくるイチロー！
好調にもかかわらず、何でもないところで怪我をしてしまった村田！　　等々・・・
　　
そして何より原辰徳・・・・

原監督の今大会の采配については、疑問符を打つところも多々有った様ですが、野球という世界で、エリート中のエリートの道を歩んできた男です・・・彼の、幸運、強運、野球運は並はずれたものでないことは誰もが認めるところ。
揉めた日本代表監督の選任の際も、監督としての力量よりも彼の“持って生まれた運”に懸けたのでは？と思っった自分でありました・・ヘヘ・・
　
自分が思うには、今回のMVPは、“原監督の運”ではないでしょうか！
　　　
　　
さてさて、今大会でちょっと“凄いな！”と思ったところを一つ・・・
　　
それはちょっと違う角度で見たイチローの最終打席です・・・
　　
ただこれは自分の想像の範囲なのではありますが。

　　　　
今大会、期待以下の以下の以下の以下の以下の成績だったイチロー君！、彼が打てばもっと楽勝だった試合は幾つもありましたし、落とした韓国戦の二つも勝てたかもしれません！
幾本か打ったヒットも勝敗にはあまり関係のないヒットばかりでした！
　　
そんな中、決勝の延長１０回の表、ツーアウト、ランナー１・３塁、この場面で彼に打順が回ってくる・・・ってのは彼の持って生まれたものなんでしょう！・・・

この場面、普通なら韓国はイチローとの勝負は避けるところ、しかし韓国は、イチローの今までの成績から調子がイマイチと思ったのかバッテリーは勝負に・・・

そして、岩村が２盗して１塁が空く・・・
　　
更に普通なら当然ここは敬遠策なのだが、カウント２ストライク１ボールとイチローを追い込んでいたことから、韓国バッテリーは厳しいところを突いて勝負に来た。
　　
自分がイチロー君流石と思ったのはこの先です・・・

イチローは厳しいコースどころか、ワンバウンドしそうな低めから、高めのつり玉・・・見逃せば明らかにボールと思われる投球も全てファールにしました。
ボールカウントが増えれば韓国バッテリーは自分との勝負を避けてしまう・・・・あくまでも韓国バッテリーが自分との勝負を続ける様、ボール球もファールにしてボールカウントを増やさせなかった・・・

そして８球目に待っていた失投が・・・
　　
イチローはこの打席で、ヒットを打つまでの筋書を立てていたのではないでしょうか？
　　　
自信が有ったのだと思う・・・次打者の中島を信頼していなかったわけではないと思いたいが・・・