「色彩人工房」
-色彩(いろどり)よく、美しく、心豊かに!-
「色彩人工房」編集長の吉成健一です。
防水の改修工事(1)
保護層の有無について
保護層の無い、露出の防水は、保護層がない分、安価にそして建物に荷重を掛けないので、採用されることが多いようです。故障が起きても、補修がしやすい利点があります。その反面、紫外線をまともに浴びるために劣化が、保護層がある場合より早いといえます。劣化の度合いがひどければ、改修工法が機械的固定方法の絶縁工法を除いて、既存防水層を撤去するようです。
保護層がある場合は、改修時に保護層・防水層を撤去すれば、新築と同じくほとんどの種類の防水工法が選べます。そのかわり、工事中の雨仕舞いが重要で、撤去物の処理に時間と費用の負担が発生します。
保護層を撤去しないで改修する場合は、既存防水層と保護層の間に水分を封じ込めてしまう惧れが十分にあるので、脱気筒で水分を逃がす工夫が必要になります。
一般的な劣化の症状としては
1)トップコートが褪めてきた
2)防水層の表層を拡大鏡でみると、亀甲状に割れてきた
3)シート防水の場合、ジョイント部がはがれてきた
4)防水層がはがれたり、めくれてきた
5)ドレインなどの付近に雑草がはえてきた
などがあります。
-続く-
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