塗装・防水・塗替えをしている株式会社ミスノの吉成健一です。
塩ビシート劣化について、お話します。
まず、劣化した塩ビシートの表面の拡大写真をお見せします。
▲写真① 表面が亀甲状に割れた、劣化した塩ビシート 撮影6月4日
もう一枚、写真をお見せします。
▲写真② 補修した塩ビシートの接合部分 撮影6月4日
写真②の左下の白っぽい部分が、約20年前の劣化した塩ビシートです。
右上の汚れたような部分は数年前(10年未満)に補修した塩ビシートです。
ここで解説をします。
施工したばかりの塩ビシートは、雨が降れば水滴は玉のようにはじきます。
数年経ちますと、光沢はなくなり、黒ずんできます。これは、シートの可塑剤が表面に移行してきて、汚れが付着するからです。(写真②右上)
次の段階になると、可塑剤がとんでチョーキング(白化)現象で白っぽくなります。(写真②左下)
この部分(写真②左下)を拡大鏡で見てみると表面が亀甲状に割れているのがわかります。(写真①)
この割れた谷間が経年変化とともに深くなり、ついには破断して切れます。
この写真(写真①)のようになりますと、既に防水の機能に期待は出来ません。
速やかに改修したほうがいい状態です。
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