この一瞬を大切に

「色彩人工房」

－色彩（いろどり）よく、美しく、豊かに！－

「色彩人工房」編集長の吉成健一です。


今日は、今の自分が大切にしたい言葉Part2です。


【日々是新なれば、すなわち日々是好日】
松下幸之助は、著書『道をひらく』の中に、日々是新なれば、すなわち日々是好日。という言葉を残しておられます。
きのうはきのう。きょうはきょう。
きのうの苦労をきょうまで背負ってはいけない。と、説いています。
http://kouhukunoki.butanishinju.com/matusitakounosuke.htm


また、ペルシアの４行詩（ルバイヤート）にいわく、

「人生はその日その夜を嘆きのうちに

過ごすような人にはもったいない

君の器が砕けて土に散らぬ前に

君は器の酒飲めよ　琴の調べに」


※この一瞬を大切に！


お酒からの連想で、高校時代に習った李白の詩を突然、思い出した。
この詩も、今、改めて読んでみると味わいが深いものがある。

李白「春日醉起言志」
　　　　　處世若大夢　胡爲勞其生　所以終日醉　頽然臥前楹
　　　　　覺来眄庭前　一鳥花間鳴　借問此何時　春風語流鶯
　　　　　感之欲歎息　對酒還自傾　浩歌待明月　曲盡已忘情

　　　　世に處るは大夢の如し／なんすれぞ其の生を勞せんや／このゆえに終日醉い
　　　　頽然として前楹に臥す／覺め来たって庭前を眄めやれば／一鳥花間に鳴く
　　　　借問す、此れ何れの時ぞと／春風は流鶯と語らう／之に感じて歎息せんと欲し、
　　　　酒に對して還た自ら傾く／浩歌して明月を待ち／曲盡きて已に情を忘る

http://home.att.ne.jp/wave/ayumi/SakeLave/Li_Po09.htm
　
酒飲みの李白らしい、春の情景を彷彿とさせます。そして、この一瞬を楽しもう！と。



松下幸之助の話から、だいぶ脱線してしまいましたが、今を大切に生きること！



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