映画『天地明察』を見てきました。
とてもさわやかな映画です。
純粋でひたむきに矛盾を解決していこうとする主人公がなんといいですねw
映画を見ながら、今の時代に重ね合わせて、思いを深くしてきました。
特に、関孝和の台詞に『天の理と数理の間に誤謬があるとはなぜ気がつかぬか』には、思わず納得しました!
”天の理”は実際の結果、”数理”とは今まで通用していた理屈です。
今の時代に合わせて、言葉を置き換えてみました。
『先輩たちが築いてきた今までのビジネスのやり方が、微妙に合わなくなっている。結果が出ない。”微妙にズレ”が生じている。それに何故気がつかないのか』といったところでしょうか。
映画「天地明察」予告 岡田准一、宮崎あおい
【あらすじ】
時代背景はは4代将軍家綱。天下は”武”の統治から”文”へと移り変わる頃。碁打ちの次男坊として生まれた安井算哲(のちの渋川春海)の物語。800年使われてきた当時の暦にずれが生じてきている。それを改めるための事業を命ぜらます。本因坊家と安井家の碁打ちの戦い、関孝和の和算の達人、光圀公との交流、妻えんとの夫婦愛などを横糸に、挫折を繰り返しながら、公家の妨害を乗り越えて、最後には改暦に持ち込みます。