志穂 つぶやかないで、いってみよう。

日々の出来事を書いていきます。

労働基準法と就業規則

2009-01-06 01:18:01 | Weblog
先日の
 「派遣村にいる人たちは本当に働く気があるのか?」
発言って発言に対して、
 「職や住まいを失ったのは、正社員にならなかった自己責任」
的な意見が、ネット上で結構出てるようです。

が…正社員の方々、いつ「我が身」に降りかかってくるか解らないですね…
SONYやIBMもバッサリと正社員切ってますし…
第一、会社が倒産しちゃったら正社員も派遣社員も無いですから。。。

正社員でも寮や社宅住まいの方はいると思いますが、
倒産したり切られたりしたら「職も住まい無し」です。

会社の借り上げ物件の場合は、借り主名義を変更してそのまま住める場合もありますが、失業中の身で、家主が名義変更してそのまま貸してくれるかどうかは不明です。

さてそうなると「今からできる日々の自己防衛」が大事になってきますが・・・

 「貯金する」

まず思い付くのはこれでしょう。
昔から「給料の3ヶ月分くらいは貯金しておけ」と言われますが、半年分くらい貯めておいてちょうどいいくらいです。

何故なら…突発的に病気になることもありますし、生活に必要な家電や家の備品が壊れて修理が必要とか、予想外にお金が出ていくこともあります。

次に、見落とし勝ちなのが

 「労働基準法」

給与や有給、解雇や退職などについてもキッチリ定められていますが…

 隅から隅まで読むと意外に抜け穴が多い。というか、どうにでも解釈できるのが多い。

抜け穴が多いのは労働基準法だけではありませんが…会社側が、都合のいいように解釈すれば労働者に不利なようにも適用可能です。

給与に関してはきちんと書かれていますが、ボーナスや退職金については
「企業の就業規則による」
ので、就業規則もチェックしといた方がいいでしょうね。

やめるときに退職金がゼロだったとしても、退職金は会社の制度であって法で定められているわけではないので違法ではありません。
「退職金制度なし」の会社もあります。

派遣社員の人は「派遣法」と「派遣元の就業規則」もチェックしましょう。

あと、給与体系が
「基本給が少なく、各種手当てが多い」
という人も要注意。

基本給の減額は難しくても、諸手当は簡単に無くせますので・・・

ゴチャゴチャと書いてきましたが・・・労働者を守るはずの労働基準法は、適用によっては労働者を苦しめます。

労働基準法に詳しくなかったばっかりに正社員で働いて退職するときに

 ドえらく痛~い目に遭ったワタクシ・・・

そこから、色々学びました(遠い日々…)

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