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華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

ヴァイオリンの音色に魅せられて♪

2010年08月05日 | MUSIC
お花のお友達Yumikoさんからお誘いいただき
松本克巳ヴァイオリンリサイタル@東京文化会館 小ホール (上野公園)
に行ってきました。

曲目 リリー ブランジェ: 春の朝に
                  夜想曲
                  行列
      フォーレ:夢のあとに
      サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ第1番
      ヴィタリ:シャコンヌ
      グリーグ:ヴァイオリンソナタ第3番

出演 松本克巳(Vn)、清水将仁(Pf)

松本克巳さんは関西学院大学理学部遺伝子学を学び、高校の理科の教師を経て
現在、日本フィルハーモニー交響楽団でヴァイオリニストとして活躍中。
音楽とは程遠い異例の経歴ながら楽団以外にもリサイタルなどの活動も活発に行われてるそうです。
日本フィルに入団されて30年、入団が決まったときはうれしさのあまり救急車に運ばれるくらい
飲み食いをしたと自身が舞台でお話されていました。
白髪がとても美しい穏やかな方でした。
とても楽しそうに嬉しそうに演奏される姿が素敵です。

yumikoさんとひっそり会場の後ろの方で見るつもりが、そもそもお誘いくださった会社社長様ご一行の
最前列のお席が用意されていました。演奏者の顔の表情も手の動きもはっきり見える特等席です。

私は今回、始めてこの方の存在を知りました。
すごい人だからっと言う先入観を捨てて、純粋に演奏を聴いてみることにしました。
初めてのヴァイオリン(とピアノのみ)のリサイタル、まず自分の感じたことを大事にしようと耳を傾ける。
たった一つの楽器の音色でこんなに喜怒哀楽を表現できるんだと知りました。
私は喜・楽 系がやはり好きですが、、哀の切々とした演奏も心を打ちます。
演奏を聴きいてたら映画のワンシーンみたいなのが浮かんできた。
自分が映画監督になって、、こんなシーンでこんな風に使いたいとかそういう風に楽しめました。

ヴァイオリンの弾き方にこんないろんな小技があるのも知りました。
(不謹慎ですがギターリストのギターテクみたいな、、、)自由自在にいろんな音を出すのは観てても面白い!!

リサイタル終了後、
その会社の社長はじめ御一行様に強く誘っていただき、打ち上げ会まで参加させていただきました。
聞くところによると日本フィルやその他にもいろんなものに支援(パトロン)されているそうです。
このご時世に文化的な事に支援される会社が健在だと言うことがうれしいですね。
皆様自身でもクラシックの演奏を趣味とされてる方や詳しい方がいらっしゃいました。
みなさん紳士淑女で暖かく気さくな方ばかりでした。
社長も一緒にワイワイしてらしてなんかとてもいい会社だな~~
中の一人の女性の誕生日前夜祭という事で、女性の出身の宮崎料理のお店でした。
宮崎の名物が沢山出てきて、、地鶏の炭焼きはゆずこしょうっ共にめちゃ美味しかったです。
郷に入れば郷に従え、、久しぶりの芋焼酎は その名も ”東国原” をロックで美味しく頂きました。
地元の話を聞きながら雰囲気も出て、その土地の料理には土地の酒が会います♪
そしてそして、〆に頂いたのは、、、初めての冷汁!


お~~意外な味のハーモニーが絶妙。
魚の出汁がめちゃくちゃ美味しい。

いつもと違う経験尽くしの楽しい一日でした。

オマケ・・・

上野の到着、開演まですこし時間があったので上野公園を散策しようと思いました。
先日読んだ司馬遼太郎の『花神』 幕末の上野戦争の舞台。
『飛ぶが如く』の西郷隆盛像ももう一度しっかり見たかった、、、が、、
うだる暑さと公園内のホームレスの多さに負けて、、すぐにすごすご退散しました。。。
上野公園は美術館あり博物館ありっと文化の中心なのに~~。残念。


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