華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

3月 専修会 文人華 『平安長春』

2018年03月14日 | Flower
3月 専修会 文人華 『平安長春』

文人華は中国の南画や文人が詩文に表れた『迷語・寓意』を画題とし
気韻と風雅さを意しながら活け表す花です。

金明竹
薔薇



平安=竹の異名 無事を願う気持ち
長春=薔薇の異名 永遠に栄える

一年の無事平穏である事を願う意が込められています。



参考花 盛花 春の野辺 心粧華












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いけばな教室 2月 瓶花 万作 

2018年03月01日 | Flower
いけばな教室 2月 瓶花 万作 

万作(満作・蔓柞)
チューリップ
薇(ぜんまい)
ドラセナ

万作 葉に先だって早春に黄色い花を咲かせます。
名前の由来は万葉集や古今和歌集で『まづ咲く』と歌う歌から
木材は強靭で合掌造りの骨組みにも利用されるそうです。

その万作の枝ぶりを活かして瓶花、斜成体、横成体に活けます。


















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2月 専修会 荘厳華 不二の花 そわかにいける

2018年02月16日 | Flower
2月 専修会 荘厳華 不二の花 そわかにいける



不二の花
植物の基本的な生育形態『互生』『対生』『輪生』を踏まえて
五大の役枝に和の枝を調和よく追加し、荘厳美を増幅させます。
花器はそわかに活けます
連翹・チューリップ・スイトピー・ガーベラ・デンファレ・フリージア・
ミリオン・玉羊歯・レザーファン・ミリオン




参考花 山茱萸の三才格 


    瓶花 木瓜

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いけばな教室 1月 水仙 生花 三才格 葉組

2018年01月22日 | Flower
いけばな教室 1月 水仙 生花 三才格 葉組

本年初稽古は水仙の生花
厳しい寒さの中で清々しく咲き誇る水仙
一年に一度この季節しっかりと出生を理解して手で身につけたい花材です。
三才格を三元で活けました。

初稽古は葉組にみなさま悪戦苦闘でした。
それでも生花はやり遂げた満足感も得られました。














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お正月のお花 御題『語』

2018年01月05日 | Flower
お正月のお花
御題『語』
今年もみなさんとお花を通じて楽しい語らいがあります様にと願いを込めた言祝ぎの花

松竹梅の縁起を担ぎ
葉牡丹は紅白で
千両で金運UP
オンシジウムで蝶の様に飛躍して
熊笹でパンダの誕生も祝って

年神様がみなさまのお家に来られたことでしょう。














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12月 専修会 生花 水仙 根のあつかい

2017年12月18日 | Flower
12月 専修会 生花 水仙 根のあつかい

香りも楽しめる水仙の季節です。

生花のお稽古では切り離せない水仙の扱い
本来の姿からばらして、葉のねじりを修正し、姿を整えて、再度袴(根の部分)をはかせて
三才格の姿に整えます。
根の扱いでは
取り合わせた葉組をあたかも自然に根から出ている水仙の様に活けます。







その為にも日頃から自然に咲く水仙を観察し出生を理解することが大切です。





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『船花器にいける』

2017年12月01日 | Flower
船を活ける

伝統を活ける特別講習会 『船花器にいける』
海(ウインドサーフィン)愛好家としては心躍る花態です。
出船・入船・停船・置船・沖往来・渚往来・唐船など船の状態を
帆花(ほばな生花の縦姿) 艪花(ろばな生花の横姿)で挿花でいけ表します。
帆も櫓のイメージはたぶん受講者の誰より理解していると自負(笑)

花材:寒桜 実技 入船(沖から渚に戻る船)



参考花:講師・村上理事の素晴らしい花の数々
     見入ってしまう先生の手捌きに、まだまだ精進と気が引き締まりました。

置船


唐船


沖往来



停船

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いけばな教室 11月 瓶花 斜成体

2017年11月25日 | Flower

雲竜柳
ピンクッション
ドラセナ
スターチス ハイブリットチース

古来、柳は生命力に強さから 呪術性の強い植物で
豊作や旅の無事を祈る場面に使われたりしました。
また生け花では、生花を始め、手の加え加減で変化する花材として
水・風・雨・雪と季節の到来や心の動きを表現してきました。

お稽古では雲竜柳のユニークな曲を楽しく表現し、
天に登る、成長の気持ちを表現しました。









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11月 専修会 生花 谷間(たにあい)

2017年11月14日 | Flower
11月 専修会 生花 谷間(たにあい)

株分け形式の活け方の一つ谷川を挟んで茂る樹木のみずみずしい趣を活けあらわす花態です。

株分けとは、親株から離れて子株が生まれる出生を活けあらわします。
一株では味わえない樹性の趣を表します。



木物と木物を分ける(谷間)
木物と草物を分ける(株分け)
水草と水草を分ける(魚道分け)
木物と草物を分ける(水陸分け)


季節の参考花










 

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いけばな教室 10月 盛花 右・左盛体

2017年10月29日 | Flower
いけばな教室 10月 盛花 右・左盛体

西洋梅擬(マジックベリー)
グズマニア(黄色)
鶏頭(ケイトウ)
檜葉(ひば)

秋は実りの季節 真っ赤に色ついた梅擬の実を
グズマニアと鶏頭取り合わせてみました。
ぐっと冷え込み、落葉など寂しい気分にさせられる秋ですが
そんな侘びの景色も捨てがたいのですが
たわわに実る真っ赤な実で満ち足りた気分になる作品に仕上げてみました。

盛花の基本を改めて勉強します。









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10月 専修会 荘厳華 草の行

2017年10月25日 | Flower
10月 専修会 荘厳華 草の行
荘厳華とは仏前を荘厳する花として立花を規範として昭和23年に発表されました。
宇宙万物の真理を体現しています。

真言密教の六大
地水火風空 識

その後荘厳華も筒から如法筒からそわかへと生活様式と共に変化していきます。
その花態には決まった約束事の多い花態でもあります。

・ユーカリ(グニー)
・バラ
・竜胆
・孔雀草
・ミリオンダグラス
・レザーファン








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いけばな教室 9月 盛花 立盛体

2017年09月29日 | Flower
浄土の花 蓮


蓮(ハス)
古名はハチスというのは形状が蜂の巣に似ているところから
夏に咲かせた花を今回は花托を用います。
凛とした立ち姿を水盤に立盛体に活けます。
蓮(花托 カタク)
ダリア
旭葉蘭
ソリダスター

















来年の夏は
鎌倉鶴岡八幡宮の源氏池・平家池の蓮、
上野公園の不忍池,古代ハス、大賀蓮の鑑賞を楽しみに・・・
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いけばな教室 7月 盛花 立盛体

2017年07月13日 | Flower
いけばな教室 7月 盛花 立盛体

五節句の一つ七夕、昔から習い事、芸事の上達を祈願する習わしがあります。
華の道の上達を星に祈願して・・・

クルクマ
瑠璃玉薊
姫ひまわり
日影蔓

二十四節気では小暑 ここから立秋まで夏が続きます。
夏に活ける花は観る方に涼感を感じてもらえるように心配りたいものです。
立盛体は体は直立するクルクマを凛と美しく活け、用はクルクマの葉で広がり過ぎず
日影蔓で水際をすっきりと仕上げます。















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7月 専修会 三才格 桧扇(ひおうぎ

2017年07月08日 | Flower
7月 専修会 三才格 桧扇(ひおうぎ)



京都では祇園祭にヒオウギは欠かせません。
昔から神仏に供えて邪気を払う言祝ぎの花として愛用されてきました。
お生花では水養いしすぎると溜り難いと言われています。
葉の形が高貴な身分の人が持つヒノキの薄板を重ねて作った檜扇(ひおうぎ)に
似ていることからこの名前が付けられました。
三才格では平組として活け、用の葉組は花についてる葉に合せて組み、
出生を見極めて自然な流れで活けあげます。



参考花は地水の景・荘厳華(そわか)・置き釣瓶






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いけばな教室 6月 盛花 紫陽花 擬宝珠

2017年06月23日 | Flower
いけばな教室 6月 盛花 紫陽花 擬宝珠

 お釈迦様の骨が納められた宝珠を擬った形から付けられた擬宝珠
の大きくユニークな葉と梅雨入りと共に美しく咲く紫陽花を取り合わせた
色彩盛としてそれぞれの美しさを引立てる様に前盛体に活けました。
水盤の後方の水を美しく見せます。



紫陽花は酸性の土壌には青の花アルカリ性の赤の花
土にミョウバンを混ぜると青い花が咲くと言います。
園芸としては強い紫陽花も切り花では水揚げが悪く

お稽古では水揚げ方法を施して少しでも長持ちさせます。
深水で水切りをし、切り口をたたきつぶし、ミョウバンを擦り付けます。
初夏~盛夏にかけて水揚げを充分に行います。












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