華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

いけばな教室 6月 

2018年06月23日 | Flower
いけばな教室 6月 

瓶花 斜成体
モルセラ・ガーベラ(トマホーク)・ドラセナ

ユニークな形状をもつモルセラ・かわいい苞の下に棘を潜ませてたり、
花がほのかにハッカの香りがしたりします。水揚げは良好です。
そんな特性を持つモルセラを主体にオレンジのガーベラと赤のドラセナの葉で引立てて
空間を取ながら、立体的で奥行きのあるな作品に仕上げます。



















6月 専修会 瓶花 

2018年06月20日 | Flower
6月 専修会 瓶花 

斜成体 横留

素馨
薔薇
玉羊歯

古代から人は花を活ける行為をしてきています。
活花の起源となる立花(荘厳華)の様にその目的は神仏に供える事が主でした。
季節の草木を小さく、床の間に合って、約束事の少ない花を活けたいと発展していったのが瓶花(抛入れとも云う)の起源と言われています。
自然の枝ぶりを活けして、簡素に、風雅に活けあげます。















参考花 荘厳華 空相の花



盛花 景色活け






いけばな教室 5月 嵯峨三宝

2018年06月06日 | Flower
いけばな教室 5月 

盛花 嵯峨三宝に活ける正式花態 





擬宝珠
カラー
撫子(線香花火)

いけばな嵯峨御流の考案した嵯峨三宝に盛花の正式花態 右盛体・左成体を活けます。
擬宝珠とカラーで役枝の格を取り つなぎの花でその空間を埋め
初夏の涼しげな水辺の景色を表します。