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WATASI(M)のツイットNO.241

2015-03-04 16:33:56 | 日記
2015年2月28日(土)
 腰の具合が悪いのを時々気にしながら、1時間余りのピアノ・レッスンを無事終了した。腰を労わって、レッスンが終わったあと何時もより早めに風呂に入った。その後、湯冷めしないように、また腰が痛まないようにと直ぐベッドに横になった。横になりながら1時間ほど本を読んだ。そのあとが大変だった。起きてから腰が酷く痛んだ。横向きになって本を読んでいた姿勢が悪かったのだろうか。段々に腰の痛みは快方に向かっているものと思い込んでいたのに、またぶり返したのでガッカリした。
 一晩眠れば治るかもと思い、夕食後は本を読まずに上を向いた姿勢で寝てみたり、時折うつ伏せになって寝てみたりした。そんな風に腰に負担がかからないようにしていたら何時の間にか眠っていた。

2015年3月1日(日)
 比較的良く眠れ、午前5時頃目覚めた。嵐が吹く夢を見ていた。目覚めたら実際に雨が降っていて風も少し出ていた。夢の中の嵐と何か関係していたのかもしれない。
 3月に入った。気象庁が定義する“冬”は12月~2月なのだそうだ。私もそう思っていたようにこの“冬”は平年より降雨量が多かったらしい。これは日本を通り過ぎていった移動性低気圧の数が多かったからだという。気象庁の定義する“冬”は終わったことになるが、今日の大津の最高気温は8℃と予想されていて、2月上旬並みの寒さだという。ただ3月は平均気温がやや高くて、雨もやはり多目と予想されている。
 腰を庇う気持ちから、午前中はパソコンにもピアノにも向かわず、ソファーに坐ってゆっくりテレビ観た。「NHKニュース」を始めとして、午前8時からの毎日テレビ・関口宏司会の「サンデーモーニング」、そしてそのコマーシャル時間中はNHKの「日曜討論」を覗き見した。
 「NHKニュース」では、遺伝子編集技術は、偶然の要素が強かった「遺伝子組み換え」から、ピンポイントの精度を持つ「ゲノム編集」の時代に入ったという話をしていた。
 「サンデーモーニング」では、この1週間に起った出来事を、スポーツを始め、政治・経済・芸能等あらゆる情報を流してくれていた。お陰でこの1週間に起こった情報は殆ど得られる。皇太子殿下が55歳の誕生日を迎えられたこと、来日中の英国ウイリアムズ王子が被災地・福島県を訪問したこと、ウクライナ問題などでプーチン政権を批判していたロシアの野党党首暗殺事件、川崎市多摩川河川敷での「中1男子生徒殺害事件」、イラク戦争のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を扱ったアメリカ映画「アメリカンスナイパー」が公開されたことの紹介、常磐自動車道(首都圏~宮城県を結ぶ)全線開通のニュース、挙句の果ては馬酔木(アセビ)の花が咲き始めたことまで種々雑多な情報が入って来る。

 皇太子殿下が55歳にもなっておられたのには驚いた。1960年2月23日に誕生されてからもう55年も経ったのだ。55歳でまだ“皇太子の任務”を遂行されているということは、平成天皇が長生きされているから(と言っても平成天皇はまだ81歳)ということになる。
 そう言えば、平成天皇が天皇の地位に就かれたのは、昭和天皇が長生きされたので、1989年で丁度55歳の時(在位期間は今年27年目に入っている)だった。明治天皇が即位したのは1867年で15歳の時(在位期間45年)であり、昭和天皇が即位したのは1926年で25歳の時(在位期間63年)だったから、天皇の地位に就く年齢、在位期間は実に様々のようだ。

 咲き始めた「馬酔木」については、その名前の由来は『アセビが毒を持っており、馬がアセビを食べて足が酔ったようにふらふらになったから』だと説明されていた。アセビは「シカクワズ(鹿食わず)」と呼ばれるくらいの毒性を持つので、試しにでも食べたりはしない方が良いという。「猫にマタタビ」と言うのがあるが、マタタビもまた同じように(冗談にも)口にしない方が良いのかどうかは知らない。

 「NHKの日曜討論」でも、やはり「中1男子生徒殺害事件」がテーマになっていた。
 この事件は、つい最近18歳の少年1人と17歳の少年2人が逮捕されたばかりで現在進行中のものだが、この数日間大きな事件として取り扱われ、どのチャンネルでも喧々諤々の議論がなされていた。今朝、この日曜討論でもこの事件を取り上げているのを観て、「日曜討論」は政治家達の「政治討論」ばかりではないのだということを知った。
 番組では、この事件があまりにも残虐な殺人に及んだ事件なので、被害者だけでなく加害者にも焦点が当てられていた。この事件の主犯者と推測される18歳の少年のことを念頭に置いての発言だと思うが、討論に参加したある学者は「加害者は、過去に自分が弱者であったが故に被害者の立場にあったようで、今度はその矛先を自分より弱い者に向け、自らが加害者の立場になってしまった」という見方をしていた。「このような連鎖の図式は今の世の中に蔓延している図式だ」と評論していた。そして「もっとお互いが“労わり合う社会”を実現しなければならない。“労わり合うこと”は日本に特有の文化(“得意分野”)だった筈だ」と言う討論参加者もいた。

 2時間に亘ってテレビを観ていたら、眼が痛くなり肩も凝ってしまった。歳をとればこんな状況になるのかと鬱陶しく思った。89歳まで生きた父が「肩が凝る」と言っていた記憶が無い。父は特に趣味らしいものを持たず、他にすることが無く、庭に出て雑草取りや植木の手入ればかりをしていた。常に体を動かしていたから肩も凝らなかったのかもしれない。
 テレビはニュースから娯楽番組に至るまで、本当にいろいろ楽しませてくれて有難い存在だ。暇になった時にスイッチを入れさえすれば退屈しのぎに充分になる。しかし、趣味を持たず1日中テレビを観ていたならば、きっと頭が変になり、ボケだすに違いないとも思った。

 今日は日曜日なので、昼のNHKテレビニュースのあとは「NHKのど自慢」が始まるものと思っていた。しかし画面には陸上競技場が現われ、次いでマラソンランナーの姿も映し出された。陸上競技場は見慣れた皇子山陸上競技場である。第70回「びわ湖毎日マラソンン」が今日行われることをすっかり忘れていた。
 マラソンは、雨が降る悪いコンディションの中を午後12時半スタート。雨は、時々強い雨足の時もあり、選手達がゴールするまで間断なく降り続いていた。服を沢山着込んで部屋の中でテレビを観ていても寒いのに、ランニングシャツと短パン姿で、冷たい雨に打たれながら走る選手達の姿を見て、「体は冷えないのだろうか?」「若いからこそ出来ることなのだ」と感心した。

2015年3月2日(月)~4日(水)
 “別荘”へ行ってきた。
 私は「かんぽの宿 福井」のことを、自分勝手に“別荘”と呼んでいる。
 「かんぽの宿 福井」には、年に1,2度は出掛けている。今回は“寒さから逃れて腰痛を治す為に”この時期に訪ねてみた。「かんぽの宿 福井」のお風呂は天然の温泉ではないが光明石温泉(人工温泉)だそうで、「湯がとてもやわらかく、身体の芯から温まる」と宣伝されている。“効能書き”には、「腰痛、冷え性、肩凝りに効果がある」と書かれているから、私にはもってこいの(人工)温泉ということになる。宿から外へ出ることなく、一日中何回も風呂に入り、他の時間は本を読んで過ごした。お陰で、腰の具合が少し良くなったような気がする。全館暖房ということで、建物の中は温かく、自分が冷え症であることを一時忘れることが出来た。しかし、大津に帰って来たら一遍に手足の冷たさを感じた。我が家も全館暖房にでもしなければ、寒い冬の期間、私が冷え症から脱出するのは不可能のようだ。
 
 3月の1日(日)~4日(水)まで、ピアノから離れること4日間、“4連休”となった。

 福井に滞在中の3月3日深夜、鉄筋コンクリートの建物が揺れるのを感じた。震源地は岐阜県だった。福井は震度2、大津は震度3。

 我が家の梅は未だ寒さに耐えて蕾のままでいる。
 

 私も、今暫く我慢して寒さに耐えようと思う。