2014年7月26日(土)
今日は、大津は37度、京都は38度だった。
この暑さの中、土曜日のピアノのレッスンを消化した。
自分で選んでいると、同じような本ばかり読んでいるような気がする。他の人が読んでいる本を読んでみたくなった。Aさんに「長寿を科学する」(京都書院)という題名の本を借りた。
Aさんは、前に会った時「今こんな本を読んでいる」と仰っていた。今日御自宅で会った時、「先日の本、読み終えたら貸して下さい」と話していたところ、帰る際になって「例の本、あらかた読んでしまったので持って帰るか?」と言って貸して下さったものだ。
私が読む本はどちらかと言うと文学の方に偏っていて、自然科学の本は滅多に読まない。自然科学の本の方が難しくて頭を使うような気がする。例によって「読み終えるのに2~3週間かかるかも」と拝借期間が長くなることをお断りしておいた。
Aさんは、今日、アメリカに住む友人のJさんが亡くなったという報せを受けたばかりで少し気落ちしておられた。JさんはAさんとは同い年で、Aさんが留学期間中に知り合い、50年に亘る親交があったという。
2014年7月27日(日)
朝の9時頃、“夕立”ならぬ“朝立ち”があった。直ぐには“夕立”は上がらず一時間ばかり間欠的に降っていた。そのために一遍に涼しくなり、暑さに参っていた身体が随分と楽になった。本来の意味ではないが“慈雨”と言うに相応しいものだった。今朝の予報では、降水確率は確か0%と報じられていた筈なのに・・・。
お昼のテレビニュースでは京都に大雨・洪水注意報が出ていた。更に近畿地方全域に雷注意報が出ている。また、琵琶湖の向こう側の湖東地方では、午前中、時間雨量が飛び抜けた数値の豪雨があったとも報じられていた。大津の午後からの降水確率は50%。滋賀県高校野球の準決勝大会は中止になった。
夕方のテレビニュースによれば、今日、関東地方では豪雨や突風があちこちであったらしい。何でも、寒冷前線が南下して大気が不安定だったようだ。今後も関東、東北方面では今夜から明日にかけて要注意と言う。
他方で、今日は猛暑日とも騒がれて、何人もの人が熱中症に罹ったと報道されていた。海では8人もの水難死亡事故が起こっている。
宇佐八幡宮下拝殿へウオーキング(12回目)。
今日は意地でも休まずに歩こうと考えていた。蕎麦屋の辺りまで来ると足が痛くて敵わなくなったがベンチを横目に見て我慢して歩き通し、下拝殿へと辿り着いた。
“長時間”歩いていると、先ず足に“痛み”を感じ出し、やがてそれが“痺れ”に変化してゆき、最後には足の裏の感覚がなくなって立っていられなくなる。
“痛み”は脊椎管狭窄症のために血管が圧迫され“血流が悪くなる為”に起り、“痺れ”は同じく脊柱管狭窄症のために“神経が圧迫される為”に起こると聞いたことがある。
歩くのが辛くても、神社の森の中を歩いているとき、雰囲気が何時もと違うのを感じた。静かでひっそりとしている。「よいこのもり保育園」の前まで来て、駐車する車も少なくてあまりにも閑散としていたので、漸くにして「ああそうだった、今日は日曜日だった」と気が付く。
夜は涼しくなり、暑くなかったので“夜具を被って”良く眠れた。夜具を身体の上に乗せると“睡眠モード”になるのだろうか、安心してぐっすり眠れるような気がする。
2014年7月28日(火)
朝は肌寒く感じるくらいだった。しかし身体が大変楽になった。
寒暖差が血圧に関係しているのだろうか、今朝は少しだけ高かった。
朝の5:00に測ったら136―84。
因みに午前10:00、125―76、午後2:00、123-68。
7月22日以来、降圧剤を服用するのは止めている。
湿度が低いと、気温が多少高くても爽やかでカラッとした感じがする。大変過ごしやすい一日だった。
湿度と関係づけて“不快指数”とはよく言ったものだと思う。
逆に言えば“快適指数”となる。
宇佐八幡神社へ(12回目)。今日は何時もとは逆さのコースで時計回りに歩いてみた。行きは階段を使わないで、柳川に沿ってだらだら坂を登ることになる。逆に回ると、下拝殿までの距離は多少とも短くなって一度も休まずに到着した。下拝殿で何時もやっている柔軟体操を端折って素通りし、そのまま帰路についた。時計回りに歩くと近江神宮の境内の階段は下ることになる。帰りも一度も腰を降ろすことなく、結局往復とも一度も休まないで歩き切った。京阪電車の踏切の所での信号待ちの時間は屈伸運動をしながら待った。そのことも全行程を休まず歩き通すことに寄与したと思う。
2014年7月29日(水)
午前9時~午後3時、新しい風呂釜の設置工事。午前中は従業員二人でほぼ完了させ、午後は従業員一人になった。午後は、実際に風呂桶に水を張っての試運転・安全テスト、新しいガスコンロの設置のみの作業。
BEFORE
AFTER
自分は何もしないで本を読み、偶に工事見物をしたりするだけだったのではあるが、家の中に誰か人が居て動き回っていると何だか疲れてしまう。午後3時過ぎ工事が完了したあと、私としては夕方まで何かをするには中途半端な時間になった。新しい風呂釜を早速使ってみて自宅で風呂を沸かして入浴すれば良いものを、気分転換に近くのスーパー銭湯へ出かけた。
ところが、スーパー銭湯の駐車場には全く車が無い。「あれあれ、今日は休みなのかな」と思いきや、玄関のところには「閉店のお知らせ」という張り紙があった。一年の間に何度も利用するわけではなく、前回来たのは1ヶ月くらい前だっただろうか、私には予告なしの閉店のように思われた。3~4年の間に溜まっていたポイントカードがあと5~6回押せば60ポイントになる。そうすれば無料招待券が3枚もらえた筈なのに、それが無駄になってしまった。
このスーパー銭湯が出来たのは20年近く前だったと記憶する。最初の頃は屋上の露天風呂から琵琶湖が眺められて大変気持ち良く入浴出来たものだった。然し今では琵琶湖との間にマンションなどの高層建築建物が建てられ、琵琶湖の景色は遮られてしまい、このスーパー銭湯の魅力は半減することになった。そして前回来た時も、お客さんが随分と少なくなったような印象を受けていた。
原油の価格高騰が経営に影響を与えて閉店に追い込まれたのかも知れない。街中の一般の風呂屋も最近廃業したところが二軒あった。それに続いてこのスーパー銭湯も閉店となると、残された銭湯では今後お客が混むことになるだろう。
2014年7月30日(木)
7月22日から血圧の薬は服用するのを控えている。もう9日間が経過した。血圧の正常値は上が130以下、下が70以下と聞いている。時々その数値を上回る時があると、果して医者にも断らず服用を中断していて良いものだろうかと心配になる時がある。
今読んでいる「長寿を科学する」の『脳血管障害と高血圧』の見出しの箇所には以下のような記述があった。
【日本ではなぜ脳血管性痴呆が多いのであろうか。そういう地道な調査と分析なしには有効な方策は見出しにくいものである。厚生省の統計では高血圧は30歳台から70歳台まで着実に増加し続け、70歳台になると実に40数%が高血圧となる。WHOの規定での正常血圧は収縮期・拡張期血圧がそれぞれ140~90mmHgかそれ以下、高血圧はそれらが160~95 mmHgかそれ以上となっている。その中間は境界域高血圧とされるのであるが、最近の研究では境界域高血圧状態が長期にわたると血管に悪影響をもたらすことが報告されている。そもそも高血圧は症状が全然現れずに、静かに病状が進行するケースが普通である。高血圧は英語圏ではサイレント・キラー(silent killer : 静かな殺し屋)ともいわれ、日々血管に負担がかかり、そうしているうちに血管が硬く、もろくなってくる。これが脳血管で起こると、脳卒中となるのであるが、たとえ脳卒中を免れたにしても、最終的にはボケが待っているのである。このようにみてくると高血圧が問題であることが理解できよう。】
「WHOの規定での正常血圧は収縮期・拡張期血圧がそれぞれ140~90 mmHgかそれ以下とされている。」と書かれていて、日本で言われている数値、130~70 mmHgよりも大分高い数値になっている。日本でこのように正常値の範囲が低く定められているのは“日本の製薬会社の薬を売らんがための陰謀だ”という陰口が叩かれているのを聞いたことがある。
何れにしろ、境界域高血圧状態が脳血管障害性のボケに繋がることの危険性はあるにしても、正常値とされる範囲が自分の思い込んでいた数値よりも高かったので少し安心した。それに、逆に、血圧が低くなりすぎることの危険も想像される。血圧が低すぎると、今度は脳梗塞の危険が増してくると聞いたこともある。今しばらくは、血圧測定を続けながら、降圧剤の服用を控えることを続けてみようと思う。
今日は、大津は37度、京都は38度だった。
この暑さの中、土曜日のピアノのレッスンを消化した。
自分で選んでいると、同じような本ばかり読んでいるような気がする。他の人が読んでいる本を読んでみたくなった。Aさんに「長寿を科学する」(京都書院)という題名の本を借りた。
Aさんは、前に会った時「今こんな本を読んでいる」と仰っていた。今日御自宅で会った時、「先日の本、読み終えたら貸して下さい」と話していたところ、帰る際になって「例の本、あらかた読んでしまったので持って帰るか?」と言って貸して下さったものだ。
私が読む本はどちらかと言うと文学の方に偏っていて、自然科学の本は滅多に読まない。自然科学の本の方が難しくて頭を使うような気がする。例によって「読み終えるのに2~3週間かかるかも」と拝借期間が長くなることをお断りしておいた。
Aさんは、今日、アメリカに住む友人のJさんが亡くなったという報せを受けたばかりで少し気落ちしておられた。JさんはAさんとは同い年で、Aさんが留学期間中に知り合い、50年に亘る親交があったという。
2014年7月27日(日)
朝の9時頃、“夕立”ならぬ“朝立ち”があった。直ぐには“夕立”は上がらず一時間ばかり間欠的に降っていた。そのために一遍に涼しくなり、暑さに参っていた身体が随分と楽になった。本来の意味ではないが“慈雨”と言うに相応しいものだった。今朝の予報では、降水確率は確か0%と報じられていた筈なのに・・・。
お昼のテレビニュースでは京都に大雨・洪水注意報が出ていた。更に近畿地方全域に雷注意報が出ている。また、琵琶湖の向こう側の湖東地方では、午前中、時間雨量が飛び抜けた数値の豪雨があったとも報じられていた。大津の午後からの降水確率は50%。滋賀県高校野球の準決勝大会は中止になった。
夕方のテレビニュースによれば、今日、関東地方では豪雨や突風があちこちであったらしい。何でも、寒冷前線が南下して大気が不安定だったようだ。今後も関東、東北方面では今夜から明日にかけて要注意と言う。
他方で、今日は猛暑日とも騒がれて、何人もの人が熱中症に罹ったと報道されていた。海では8人もの水難死亡事故が起こっている。
宇佐八幡宮下拝殿へウオーキング(12回目)。
今日は意地でも休まずに歩こうと考えていた。蕎麦屋の辺りまで来ると足が痛くて敵わなくなったがベンチを横目に見て我慢して歩き通し、下拝殿へと辿り着いた。
“長時間”歩いていると、先ず足に“痛み”を感じ出し、やがてそれが“痺れ”に変化してゆき、最後には足の裏の感覚がなくなって立っていられなくなる。
“痛み”は脊椎管狭窄症のために血管が圧迫され“血流が悪くなる為”に起り、“痺れ”は同じく脊柱管狭窄症のために“神経が圧迫される為”に起こると聞いたことがある。
歩くのが辛くても、神社の森の中を歩いているとき、雰囲気が何時もと違うのを感じた。静かでひっそりとしている。「よいこのもり保育園」の前まで来て、駐車する車も少なくてあまりにも閑散としていたので、漸くにして「ああそうだった、今日は日曜日だった」と気が付く。
夜は涼しくなり、暑くなかったので“夜具を被って”良く眠れた。夜具を身体の上に乗せると“睡眠モード”になるのだろうか、安心してぐっすり眠れるような気がする。
2014年7月28日(火)
朝は肌寒く感じるくらいだった。しかし身体が大変楽になった。
寒暖差が血圧に関係しているのだろうか、今朝は少しだけ高かった。
朝の5:00に測ったら136―84。
因みに午前10:00、125―76、午後2:00、123-68。
7月22日以来、降圧剤を服用するのは止めている。
湿度が低いと、気温が多少高くても爽やかでカラッとした感じがする。大変過ごしやすい一日だった。
湿度と関係づけて“不快指数”とはよく言ったものだと思う。
逆に言えば“快適指数”となる。
宇佐八幡神社へ(12回目)。今日は何時もとは逆さのコースで時計回りに歩いてみた。行きは階段を使わないで、柳川に沿ってだらだら坂を登ることになる。逆に回ると、下拝殿までの距離は多少とも短くなって一度も休まずに到着した。下拝殿で何時もやっている柔軟体操を端折って素通りし、そのまま帰路についた。時計回りに歩くと近江神宮の境内の階段は下ることになる。帰りも一度も腰を降ろすことなく、結局往復とも一度も休まないで歩き切った。京阪電車の踏切の所での信号待ちの時間は屈伸運動をしながら待った。そのことも全行程を休まず歩き通すことに寄与したと思う。
2014年7月29日(水)
午前9時~午後3時、新しい風呂釜の設置工事。午前中は従業員二人でほぼ完了させ、午後は従業員一人になった。午後は、実際に風呂桶に水を張っての試運転・安全テスト、新しいガスコンロの設置のみの作業。
BEFORE
AFTER
自分は何もしないで本を読み、偶に工事見物をしたりするだけだったのではあるが、家の中に誰か人が居て動き回っていると何だか疲れてしまう。午後3時過ぎ工事が完了したあと、私としては夕方まで何かをするには中途半端な時間になった。新しい風呂釜を早速使ってみて自宅で風呂を沸かして入浴すれば良いものを、気分転換に近くのスーパー銭湯へ出かけた。
ところが、スーパー銭湯の駐車場には全く車が無い。「あれあれ、今日は休みなのかな」と思いきや、玄関のところには「閉店のお知らせ」という張り紙があった。一年の間に何度も利用するわけではなく、前回来たのは1ヶ月くらい前だっただろうか、私には予告なしの閉店のように思われた。3~4年の間に溜まっていたポイントカードがあと5~6回押せば60ポイントになる。そうすれば無料招待券が3枚もらえた筈なのに、それが無駄になってしまった。
このスーパー銭湯が出来たのは20年近く前だったと記憶する。最初の頃は屋上の露天風呂から琵琶湖が眺められて大変気持ち良く入浴出来たものだった。然し今では琵琶湖との間にマンションなどの高層建築建物が建てられ、琵琶湖の景色は遮られてしまい、このスーパー銭湯の魅力は半減することになった。そして前回来た時も、お客さんが随分と少なくなったような印象を受けていた。
原油の価格高騰が経営に影響を与えて閉店に追い込まれたのかも知れない。街中の一般の風呂屋も最近廃業したところが二軒あった。それに続いてこのスーパー銭湯も閉店となると、残された銭湯では今後お客が混むことになるだろう。
2014年7月30日(木)
7月22日から血圧の薬は服用するのを控えている。もう9日間が経過した。血圧の正常値は上が130以下、下が70以下と聞いている。時々その数値を上回る時があると、果して医者にも断らず服用を中断していて良いものだろうかと心配になる時がある。
今読んでいる「長寿を科学する」の『脳血管障害と高血圧』の見出しの箇所には以下のような記述があった。
【日本ではなぜ脳血管性痴呆が多いのであろうか。そういう地道な調査と分析なしには有効な方策は見出しにくいものである。厚生省の統計では高血圧は30歳台から70歳台まで着実に増加し続け、70歳台になると実に40数%が高血圧となる。WHOの規定での正常血圧は収縮期・拡張期血圧がそれぞれ140~90mmHgかそれ以下、高血圧はそれらが160~95 mmHgかそれ以上となっている。その中間は境界域高血圧とされるのであるが、最近の研究では境界域高血圧状態が長期にわたると血管に悪影響をもたらすことが報告されている。そもそも高血圧は症状が全然現れずに、静かに病状が進行するケースが普通である。高血圧は英語圏ではサイレント・キラー(silent killer : 静かな殺し屋)ともいわれ、日々血管に負担がかかり、そうしているうちに血管が硬く、もろくなってくる。これが脳血管で起こると、脳卒中となるのであるが、たとえ脳卒中を免れたにしても、最終的にはボケが待っているのである。このようにみてくると高血圧が問題であることが理解できよう。】
「WHOの規定での正常血圧は収縮期・拡張期血圧がそれぞれ140~90 mmHgかそれ以下とされている。」と書かれていて、日本で言われている数値、130~70 mmHgよりも大分高い数値になっている。日本でこのように正常値の範囲が低く定められているのは“日本の製薬会社の薬を売らんがための陰謀だ”という陰口が叩かれているのを聞いたことがある。
何れにしろ、境界域高血圧状態が脳血管障害性のボケに繋がることの危険性はあるにしても、正常値とされる範囲が自分の思い込んでいた数値よりも高かったので少し安心した。それに、逆に、血圧が低くなりすぎることの危険も想像される。血圧が低すぎると、今度は脳梗塞の危険が増してくると聞いたこともある。今しばらくは、血圧測定を続けながら、降圧剤の服用を控えることを続けてみようと思う。