2013年11月24日(日)~26日(火)
二泊三日の九州旅行に行ってきました。
11月24日(日)
漠然と、「福岡県・水郷柳川」へ行ってみたくなっていた。そこに“かんぽの宿”があることも手伝っている。
朝、「かんぽの宿・柳川」に電話して部屋が空いているかどうか尋ねたところ、「空いている」と言う返事だった。それで意を決した。
この2月からJRのジパング倶楽部の会員になったのでJR乗車料金が2~3割引きで利用できる。JR博多駅までの往復普通乗車券と行きの新幹線特急券、合わせて本来なら20,000円を超える料金のところ15,000円程ですむ。2~3泊位の予定をしていたが帰りが何時になるかはっきりしなかったので、帰路の新幹線特急券は帰る時に別途買うことにした。
【京都駅で】
新幹線のホームに上がったら、丁度午前9時49分発の岡山行き“特急さくら”が出発するところを滑り込みセーフで乗車出来た。ジパング倶楽部の会員は特急料金も割り引かれるが“特急のぞみ”には乗れないルールになっている。それで、本数の少ない“特急さくら”に首尾よく乗れたのはラッキーであった。ただプラットホームで危うく転びそうになった。他の乗客が前を通り過ぎたので、その後ろをすり抜け“特急さくら”の乗車口に向かおうとした時足が何かにぶつかりひっくり返りそうになった。その乗客が自分の後ろにキャリアーバッグを曳きながら歩いていたのに、私が足下に十分注意していなかった為、そのバッグを見落として蹴躓いたものだった。しかし大事は無くて済んだ。今後気を付けなくてはと思った。
【博多までの車中】
私は車中からの沿線の景色を眺めるのが好きだ。天気は良かった。美しい自然の中に温かく尚且つ可愛く見える人家が、次々と後方へ通り過ぎて行った。
【博多駅で乗り換え→西鉄柳川駅へ】
柳川に行くには、JRで「大牟田駅」を回るルートもあるが、私は、JR博多駅から地下鉄空港線で三駅目にある(博多→祇園→中洲川端→天神)“西鉄天神大牟田線”の「西鉄福岡(天神)駅」に出て、そこから特急で50分程の「西鉄柳川駅」へ行くというルートを取った。
博多駅も天神地下街も驚くほど立派で華やかで人出で賑やかだった。30年程前に行った時とは感じが大いに異なっていた。もう一つ気が付いたのは、ハングル文字や中国語の駅名表示が必ず掲げられていることだった。韓国や中国の観光客が多いのであろう。実際、それらしい言葉を話す人と大勢擦れ違った。
「西鉄柳川駅」までの特急が停まる主要な駅の街も、これまた立派なビルが建ち並ぶ大きな街ばかりだった。「西鉄二日市駅」で“西鉄太宰府線”に乗り換えれば大宰府天満宮は直ぐのところにある。しかし、太宰府天満宮には以前に一度(高校生の修学旅行の時に行ったことも併せれば二度)行ったことがあるので寄らなかった。
【柳川】
「西鉄柳川駅」では、運良く、直ぐに“かんぽの宿柳川行き”のバスに乗ることが出来た。1時間に一本位しかないと聞いていたのに(実際には約30分毎に一本あった)、とんとん拍子で目的の“かんぽの宿柳川”に午後3時半頃到着できた。
“かんぽの宿柳川”の目の前の物産公園では、“柳川よかもんまつり”が開催されている最中だった。模擬店が沢山出ていて、大勢の人が輪になって踊っているのも見ることが出来た。
柳川で一番の観光地である「名勝・立花氏庭園(御花・松濤園)」(そこは「西鉄柳川駅」近くの乗船場から乗る「川下り遊び」の終点になるらしい)、それに「北原白秋生家・記念館」が“かんぽの宿柳川”から直ぐの所にあった。それで、宿に荷物を置いて見物に出かけた。夕方の古い街並みをぶらぶら歩いた。しかし足が直ぐに痛みだし約100m毎に足を休めるべく腰を降ろす場所を探さねばならない状態になった。常日頃から“千日回峰行”で足の筋肉を鍛えて大分自信を取り戻しつつあったのに、この有様になって少しがっかりしてしまった。北原白秋については“からたちの花”の作詞者であること以外、私はあまり知らない。生誕は1885年だと書かれていた。つい最近読んだ本の作者・中勘助と同い年になるのだなと思った。
宿では1階に露天風呂、5階に展望風呂があった。1階の露天風呂に行ってみたところ私以外に誰も客がおらず貸し切り状態になった。湯船近くの岩の上にコオロギに似た虫がじっと動かないでいる以外誰もいない風呂場でゆっくりできた。一応、案内板には“温泉”と書かれていた。
夕食には、まさかムツゴロウなどはでてこないだろうが、有明海の珍しい魚貝類を食べられるかもと期待していたのに全く普通の料理だった。
11月25日(月)
昨夜から雨が降り出していたが明け方には止んだ。
朝食が済んだ後、北九州市若松にある“かんぽの宿・北九州”に電話してみたところ部屋が空いていたので、今日は其処へ向かうことにした。
「西鉄柳川駅」から“西鉄天神大牟田線”で大牟田方向へ向かう4駅目に「中島」という駅がある。そこへ行けば“中島の朝市”が毎日開かれていて、有明海の珍しい魚貝類・地元の野菜などが見られるらしい。少し心が動いたが、また疲れて歩けなくなるのではという危惧が先に立ってしまい止めにした。
「JR博多駅」に戻った時、時刻は未だ午前10時半。このまま“JR鹿児島本線”に乗って小倉方面に向かえば「JR折尾駅」にはお昼前に着いてしまう。その駅に“かんぽの宿・北九州”の送迎車が迎えに来てくれることになっていた。しかし送迎車が来てくれるのは午後2時半なので、これでは早く着き過ぎて駅で時間を持て余すことになってしまう。それで、遠回りになるが、“JR筑豊本線(愛称JR福北豊線)”で、篠栗、飯塚、直方を経由して「JR折尾駅」へというルートを取ることにした。飯塚、直方と言えばその昔炭鉱の街だったから“ぼた山”なども見られるかも知れないという期待もあった。しかし、車窓からはそのような古いものは一切見られなかった。途中下車して町中を歩けばそのような昔の風物詩に出会えたかもしれない。しかしそうするには、今度は時間の余裕がなさすぎた。
※ 因みに、飯塚の街を紹介するパンフレットには、“炭都エクレア(長く続く坑道のようなエクレア)”や、“たどん(真っ黒なシュークリーム)”などのお菓子の写真が載っていた。
【JR折尾駅前】
JR折尾駅には、それでもお昼の12時半に着いてしまった。
「帯に短し襷に長し」とは此の事、送迎車が来るまでにはまだ2時間もある。
そこで駅周辺を“探検”した。果たして、時間を潰すのに最適の面白い遺構を見つけた。
≪旧西鉄折尾高架橋≫(余談。上ばかり見ていて首が痛くなった)
一方の出口(右側のレンガの並びと左側のレンガの並びが逆になっている)
左側のレンガの並び
右側のレンガの並び
反対側の出口
説明書き(字が小さくて読み辛いかも。拡大鏡で頑張って読んで下さい)
【かんぽの宿・北九州】
“かんぽの宿・北九州”は岬近く、海が広々と眺められる絶好の場所に建っており、景色は抜群!海は改めて雄大なものだと思った。私は、やはり海が好きだ。冬型の気圧配置なのか、風が強くて海は白波が立っていた。
風呂場からも海が眺められるようになっていた。露天風呂に出て見た。風が強く露天風呂の湯船の湯が風で波立っている。水飛沫(湯しぶきというべきか)も飛ぶ!ビューと吹きつける風の中を温泉に浸かるのは初めての経験であり恐怖感すら覚える。周りに人家がなく前は広い海ばかりなので瓦などが飛んでくる心配はない。しかし風に吹きちぎられて飛んできた木の葉が湯船に浮いて波騒いでいた。
水質検査にやって来た宿の職員が言うことには、「風がもっと強い日には木切れが飛んできて危険なので露天風呂が閉鎖される」こともあるそうだ。今日の風では其のレベルまではゆかないと言う。
11月26日(火)
普段自宅にばかり閉じこもる生活をしているので何時も旅に憬れている。しかし、旅に出たら、いつも直ぐに“帰巣本能”が出てくるので困る。3泊位はするつもりで出て来たのに3日目にはもう帰りたくなっていた。遥か遠い九州まで新幹線代を払ってまで来ているのに・・・。
博多は素通りするばかりで博多の街中は良く知らない。博多のビジネスホテルにでももう一泊して、福岡観光をするのも一手かもしれない。しかし帰巣本能の方が勝ってしまった。
【帰路】
昨日は“JR筑豊本線(愛称JR福北豊線)”経由で「JR折尾駅」へ来たので、JR大津京駅で買った帰りの“博多・大津京間の普通乗車券”は未だ使っていない。帰りの新幹線は小倉から乗ることになる。それで「JR折尾駅」で、小倉・京都間の新幹線特急乗車券のみを購入した。そして、博多から乗車する予定だった帰りの“博多・大津京間の普通乗車券”を折尾駅の自動改札口の機械に投入したところ、ガシャンと遮断機が下りてきて進入を妨げられてしまった。駅員に尋ねたところ、「この切符は在来線では使えない」と言う。更に140円を請求された。¥140は折尾駅~小倉駅間の乗車料金だろうか?言われるままに支払った。
「JR小倉駅」新幹線乗り場で、お土産に“福さ屋”の“辛子めんたい”を買った。
【自宅近くでの近所の人との会話】
郵便ポストに郵便物を投函しに行くSさん(81歳)と出会う。
私・・・「今日は!」
Sさん・・・「今日は。いつまでも寒いですねえ」
私・・・(あれっ?「いつまでも」って?これから冬に向かうのに?)「先生!これから寒くなるんですよ!」
Sさん・・・「うんそうや、これから寒くなるんや」
※ 私が言った同じ言葉が返って来た。何だか面白い。Sさんは、これから冬に向かい寒くなるのは承知の上で、一時今来ている寒さが和らぐのを期待しておられたのかも知れない。私は別れてからしばらく考え込んでいた。
2013年11月27日(水)
灯油をこの冬初めて購入した。20リットルで1960円、去年より少し高くなっている。
2013年11月28日(木)
5日振りに近江神宮までウオーキング。
近江神宮では、正確に毎日午後5時に太鼓が打たれる。これは何時頃から始められて今日まで続いてきたのだろう?太平洋戦争中はどうだったのだろうか?「空襲警報が出ていては太鼓を叩けなかっただろうなあ」と思った。しかし、太鼓が打たれ出したのは、それ程昔からのことではないかもしれない。
2013年11月29日(金)
今朝は今年一番の冷え込み。大津では最低気温が1℃台だった。
ブルーフレーム・アラジン(石油ストーブ)の芯を交換しなければ・・・。
二泊三日の九州旅行に行ってきました。
11月24日(日)
漠然と、「福岡県・水郷柳川」へ行ってみたくなっていた。そこに“かんぽの宿”があることも手伝っている。
朝、「かんぽの宿・柳川」に電話して部屋が空いているかどうか尋ねたところ、「空いている」と言う返事だった。それで意を決した。
この2月からJRのジパング倶楽部の会員になったのでJR乗車料金が2~3割引きで利用できる。JR博多駅までの往復普通乗車券と行きの新幹線特急券、合わせて本来なら20,000円を超える料金のところ15,000円程ですむ。2~3泊位の予定をしていたが帰りが何時になるかはっきりしなかったので、帰路の新幹線特急券は帰る時に別途買うことにした。
【京都駅で】
新幹線のホームに上がったら、丁度午前9時49分発の岡山行き“特急さくら”が出発するところを滑り込みセーフで乗車出来た。ジパング倶楽部の会員は特急料金も割り引かれるが“特急のぞみ”には乗れないルールになっている。それで、本数の少ない“特急さくら”に首尾よく乗れたのはラッキーであった。ただプラットホームで危うく転びそうになった。他の乗客が前を通り過ぎたので、その後ろをすり抜け“特急さくら”の乗車口に向かおうとした時足が何かにぶつかりひっくり返りそうになった。その乗客が自分の後ろにキャリアーバッグを曳きながら歩いていたのに、私が足下に十分注意していなかった為、そのバッグを見落として蹴躓いたものだった。しかし大事は無くて済んだ。今後気を付けなくてはと思った。
【博多までの車中】
私は車中からの沿線の景色を眺めるのが好きだ。天気は良かった。美しい自然の中に温かく尚且つ可愛く見える人家が、次々と後方へ通り過ぎて行った。
【博多駅で乗り換え→西鉄柳川駅へ】
柳川に行くには、JRで「大牟田駅」を回るルートもあるが、私は、JR博多駅から地下鉄空港線で三駅目にある(博多→祇園→中洲川端→天神)“西鉄天神大牟田線”の「西鉄福岡(天神)駅」に出て、そこから特急で50分程の「西鉄柳川駅」へ行くというルートを取った。
博多駅も天神地下街も驚くほど立派で華やかで人出で賑やかだった。30年程前に行った時とは感じが大いに異なっていた。もう一つ気が付いたのは、ハングル文字や中国語の駅名表示が必ず掲げられていることだった。韓国や中国の観光客が多いのであろう。実際、それらしい言葉を話す人と大勢擦れ違った。
「西鉄柳川駅」までの特急が停まる主要な駅の街も、これまた立派なビルが建ち並ぶ大きな街ばかりだった。「西鉄二日市駅」で“西鉄太宰府線”に乗り換えれば大宰府天満宮は直ぐのところにある。しかし、太宰府天満宮には以前に一度(高校生の修学旅行の時に行ったことも併せれば二度)行ったことがあるので寄らなかった。
【柳川】
「西鉄柳川駅」では、運良く、直ぐに“かんぽの宿柳川行き”のバスに乗ることが出来た。1時間に一本位しかないと聞いていたのに(実際には約30分毎に一本あった)、とんとん拍子で目的の“かんぽの宿柳川”に午後3時半頃到着できた。
“かんぽの宿柳川”の目の前の物産公園では、“柳川よかもんまつり”が開催されている最中だった。模擬店が沢山出ていて、大勢の人が輪になって踊っているのも見ることが出来た。
柳川で一番の観光地である「名勝・立花氏庭園(御花・松濤園)」(そこは「西鉄柳川駅」近くの乗船場から乗る「川下り遊び」の終点になるらしい)、それに「北原白秋生家・記念館」が“かんぽの宿柳川”から直ぐの所にあった。それで、宿に荷物を置いて見物に出かけた。夕方の古い街並みをぶらぶら歩いた。しかし足が直ぐに痛みだし約100m毎に足を休めるべく腰を降ろす場所を探さねばならない状態になった。常日頃から“千日回峰行”で足の筋肉を鍛えて大分自信を取り戻しつつあったのに、この有様になって少しがっかりしてしまった。北原白秋については“からたちの花”の作詞者であること以外、私はあまり知らない。生誕は1885年だと書かれていた。つい最近読んだ本の作者・中勘助と同い年になるのだなと思った。
宿では1階に露天風呂、5階に展望風呂があった。1階の露天風呂に行ってみたところ私以外に誰も客がおらず貸し切り状態になった。湯船近くの岩の上にコオロギに似た虫がじっと動かないでいる以外誰もいない風呂場でゆっくりできた。一応、案内板には“温泉”と書かれていた。
夕食には、まさかムツゴロウなどはでてこないだろうが、有明海の珍しい魚貝類を食べられるかもと期待していたのに全く普通の料理だった。
11月25日(月)
昨夜から雨が降り出していたが明け方には止んだ。
朝食が済んだ後、北九州市若松にある“かんぽの宿・北九州”に電話してみたところ部屋が空いていたので、今日は其処へ向かうことにした。
「西鉄柳川駅」から“西鉄天神大牟田線”で大牟田方向へ向かう4駅目に「中島」という駅がある。そこへ行けば“中島の朝市”が毎日開かれていて、有明海の珍しい魚貝類・地元の野菜などが見られるらしい。少し心が動いたが、また疲れて歩けなくなるのではという危惧が先に立ってしまい止めにした。
「JR博多駅」に戻った時、時刻は未だ午前10時半。このまま“JR鹿児島本線”に乗って小倉方面に向かえば「JR折尾駅」にはお昼前に着いてしまう。その駅に“かんぽの宿・北九州”の送迎車が迎えに来てくれることになっていた。しかし送迎車が来てくれるのは午後2時半なので、これでは早く着き過ぎて駅で時間を持て余すことになってしまう。それで、遠回りになるが、“JR筑豊本線(愛称JR福北豊線)”で、篠栗、飯塚、直方を経由して「JR折尾駅」へというルートを取ることにした。飯塚、直方と言えばその昔炭鉱の街だったから“ぼた山”なども見られるかも知れないという期待もあった。しかし、車窓からはそのような古いものは一切見られなかった。途中下車して町中を歩けばそのような昔の風物詩に出会えたかもしれない。しかしそうするには、今度は時間の余裕がなさすぎた。
※ 因みに、飯塚の街を紹介するパンフレットには、“炭都エクレア(長く続く坑道のようなエクレア)”や、“たどん(真っ黒なシュークリーム)”などのお菓子の写真が載っていた。
【JR折尾駅前】
JR折尾駅には、それでもお昼の12時半に着いてしまった。
「帯に短し襷に長し」とは此の事、送迎車が来るまでにはまだ2時間もある。
そこで駅周辺を“探検”した。果たして、時間を潰すのに最適の面白い遺構を見つけた。
≪旧西鉄折尾高架橋≫(余談。上ばかり見ていて首が痛くなった)
一方の出口(右側のレンガの並びと左側のレンガの並びが逆になっている)
左側のレンガの並び
右側のレンガの並び
反対側の出口
説明書き(字が小さくて読み辛いかも。拡大鏡で頑張って読んで下さい)
【かんぽの宿・北九州】
“かんぽの宿・北九州”は岬近く、海が広々と眺められる絶好の場所に建っており、景色は抜群!海は改めて雄大なものだと思った。私は、やはり海が好きだ。冬型の気圧配置なのか、風が強くて海は白波が立っていた。
風呂場からも海が眺められるようになっていた。露天風呂に出て見た。風が強く露天風呂の湯船の湯が風で波立っている。水飛沫(湯しぶきというべきか)も飛ぶ!ビューと吹きつける風の中を温泉に浸かるのは初めての経験であり恐怖感すら覚える。周りに人家がなく前は広い海ばかりなので瓦などが飛んでくる心配はない。しかし風に吹きちぎられて飛んできた木の葉が湯船に浮いて波騒いでいた。
水質検査にやって来た宿の職員が言うことには、「風がもっと強い日には木切れが飛んできて危険なので露天風呂が閉鎖される」こともあるそうだ。今日の風では其のレベルまではゆかないと言う。
11月26日(火)
普段自宅にばかり閉じこもる生活をしているので何時も旅に憬れている。しかし、旅に出たら、いつも直ぐに“帰巣本能”が出てくるので困る。3泊位はするつもりで出て来たのに3日目にはもう帰りたくなっていた。遥か遠い九州まで新幹線代を払ってまで来ているのに・・・。
博多は素通りするばかりで博多の街中は良く知らない。博多のビジネスホテルにでももう一泊して、福岡観光をするのも一手かもしれない。しかし帰巣本能の方が勝ってしまった。
【帰路】
昨日は“JR筑豊本線(愛称JR福北豊線)”経由で「JR折尾駅」へ来たので、JR大津京駅で買った帰りの“博多・大津京間の普通乗車券”は未だ使っていない。帰りの新幹線は小倉から乗ることになる。それで「JR折尾駅」で、小倉・京都間の新幹線特急乗車券のみを購入した。そして、博多から乗車する予定だった帰りの“博多・大津京間の普通乗車券”を折尾駅の自動改札口の機械に投入したところ、ガシャンと遮断機が下りてきて進入を妨げられてしまった。駅員に尋ねたところ、「この切符は在来線では使えない」と言う。更に140円を請求された。¥140は折尾駅~小倉駅間の乗車料金だろうか?言われるままに支払った。
「JR小倉駅」新幹線乗り場で、お土産に“福さ屋”の“辛子めんたい”を買った。
【自宅近くでの近所の人との会話】
郵便ポストに郵便物を投函しに行くSさん(81歳)と出会う。
私・・・「今日は!」
Sさん・・・「今日は。いつまでも寒いですねえ」
私・・・(あれっ?「いつまでも」って?これから冬に向かうのに?)「先生!これから寒くなるんですよ!」
Sさん・・・「うんそうや、これから寒くなるんや」
※ 私が言った同じ言葉が返って来た。何だか面白い。Sさんは、これから冬に向かい寒くなるのは承知の上で、一時今来ている寒さが和らぐのを期待しておられたのかも知れない。私は別れてからしばらく考え込んでいた。
2013年11月27日(水)
灯油をこの冬初めて購入した。20リットルで1960円、去年より少し高くなっている。
2013年11月28日(木)
5日振りに近江神宮までウオーキング。
近江神宮では、正確に毎日午後5時に太鼓が打たれる。これは何時頃から始められて今日まで続いてきたのだろう?太平洋戦争中はどうだったのだろうか?「空襲警報が出ていては太鼓を叩けなかっただろうなあ」と思った。しかし、太鼓が打たれ出したのは、それ程昔からのことではないかもしれない。
2013年11月29日(金)
今朝は今年一番の冷え込み。大津では最低気温が1℃台だった。
ブルーフレーム・アラジン(石油ストーブ)の芯を交換しなければ・・・。