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OMOI-KOMI 雑感

今までのBlogが読んだ本の感想が中心になってしまったので、こちらは気楽な日記用にしてみました

〔読了〕 「もったいない人」が人生を変える3つの法則

2014-03-15 08:06:41 | Book_Review

 先日、金子 欽致 氏 による「「もったいない人」が人生を変える3つの法則」を読み終えました。
 
 著者の言う「もったいない人」とは、「2:6:2の法則」で「6」に入る人、すなわち、能力ややる気が劣っているわけではないのにうまく成果が出ない人です。そういった人に対して、著者は、「成功への正のスパイラル」に乗り換えるための“心の持ちよう”をアドバイスしています。

 そして、それらのアドバイスはとてもシンプルですし、具体的な行動に落とし込んでいるので取っ掛かりやすいものです。
 「起業で成功するため」とか「大金持ちになるため」といった類の目的はどうでもいいと思いますが、せめて“等身大の自分の能力”に自信を持って物事に取り組めるようになる、そのための有意義なヒントは数多く見られますね。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 だめだこりゃ

2014-03-08 08:31:10 | Book_Review

 先日、いかりや 長介 氏 による「だめだこりゃ」を読み終えました。
 
 時々行く会社の側の図書館の返却棚で見つけた本です。

 著者は、いかりや長介さん。私の年代で「いかりや長介」さんといえば、やはり小学生のころ欠かさず見ていたTBS の“8時だョ!全員集合”の印象が強烈ですね。大がかりな造作を使った生放送でのコントを柱に、アイドル歌手への適度な“いじり”。当時プロ野球全盛のころ、その裏番組であったにも関わらず驚異的な視聴率を稼ぎ出したモンスター番組でした。

 本書は、そんないかりや長介さんによる “自伝”です。
 「あとがき」の冒頭に「この本を書くに至った動機」が紹介されていますが、いかりやさんの朴訥とした心優しい人柄が溢れていますね。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない

2014-03-02 10:07:16 | Book_Review

 先日、三橋 貴明 氏 による「日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない」を読み終えました。
 
 著者の三橋貴明氏、「経済評論家」との肩書もあるようですが、学者的な意味での経済の専門家ではありません。ただ、それゆえに、素人分かりする解説が特徴です。

 本書は、日本経済の中国依存の現状に対し、その誤謬を数々の統計数値を元に指摘するという三橋氏が得意とするスタイルで記されています。総ページ数も100ページほど。見開きの2ページでひとつのテーマについて解説しているので、サクサクと読みやすいですね。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 ロスジェネの逆襲

2014-02-23 09:26:41 | Book_Review

 先日、池井戸 潤 氏 による「ロスジェネの逆襲」を読み終えました。
 
 池井戸氏の作品は「下町ロケット」に続いて2冊目です。

 本書は、昨年大流行した「半沢直樹」の原作。私自身「倍返し」というフレーズが大嫌いなので、一度もテレビドラマは見たことがないのですが、食わず嫌いはマズイと思い読んでみたものです。

 結果は・・・、やはり私には合いませんでした。正直なところ、典型的なステレオタイプの“勧善懲悪”ものでかなり期待からかけ離れた作品といった感じです。
 先に読んだ「下町ロケット」の方が、まだ主人公のプロットやストーリーの舞台に一工夫あったように思いますね。かなり残念です。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 日本人へ 危機からの脱出篇

2014-02-19 22:21:59 | Book_Review

 先日、塩野 七生 氏 による「日本人へ 危機からの脱出篇」を読み終えました。
 
 この塩野さんの「日本人へ」のシリーズは、1作目の「リーダー篇」、2作目の「国家と歴史篇」ともに以前読んだことがあります。

 本書は、その3弾目。現代社会の「危機」に対する構えについて、例のごとく塩野さん一流の歯切れのいい主張が紹介されています。
 具体的な内容は「文藝春秋」のコラムをベースにしたものなので、その時の世相を反映した小文の集合体という体裁です。採り上げられているテーマは、やはり、イタリアや日本を舞台にした政治的なものが多いですね。

 さらに、本書では「東日本大震災という大災害に直面した日本の政治・社会」という切り口も加えられており、鋭い塩野節は、より興味深い内容になっています。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。