確か中学生の頃だったと記憶しているが、自分で独楽を作ろうとして左手の親指をアジの開きの様にしてしまった事が有った。この辺の独楽とは違って、独楽に輪金を被せて作り相手の独楽とぶっつけあい勝負を決するのだ。みんな自分で作っていた、材料は椿の木を何日か水に漬けておき、鍛冶屋で作ってもらった輪金を被せて、円錐形にナタで削るのだ。水に漬けた椿の木は硬いので余り巾の無い輪金を持って力を入れて削るのは危険な事だった。私は手元が狂い自分の左手の親指を切って仕舞った、まるでアジの開きの様に、思わず右手で左手を押さえて、開きをくっつけた事を今でも覚えている。爪は剥がれてしまい、爪が伸びるよりも肉が盛り上がって来るのが早いので私の爪は真ん中が盛り上がった爪になってしまった。今でも指先から根本に向って4Cm程の傷跡が残っている。今はこんな事をする子供も居ないようだし、独楽遊びをする子もあまり居ない。昔を懐かしむのは歳の性でしょうかね。
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