幼い頃の想い出が詰まった故郷の海

この写真の海は私の幼い頃の夢が一杯浮かんで居た海だ。泳ぎもこの湾で覚えた、浜辺の小さい石をひっくり返すと、アワビが居た、それを捕って食べた、石の間に居る小魚を（勿論食べないが）其のアワビの腸で針なしで釣って遊んだ、今は資源も少なくなったし、陸が侵食され、昔とは少しは様変わりをして居る。だがここは私の故郷、心の原点だ。

故郷の海の写真を撮ったのは何年振りだろう。津波で流された船も全国の人達の善意で少しづつ増えて居る、わかめの養殖も今は、集落共同で行って居るが、順調に行けば、それぞれ以前の様に独立してやる事になって居る様だ。一日も早くそうなる事を期待して居る。