年寄りの独り言

こんな奴が居てもいいだろう

労働組合運動の先輩の墓参り

2011-04-27 10:05:17 | Weblog
私達の労働組合運動のリーダーであったN氏が亡くなった時、家族葬で済ませたので、我々は葬儀に参加できず、昨日有志が集まり墓参りをした。別の日に何名か墓参した様だが、今日は12名集まり、過ぎし日のリーダーを偲んだ。
彼のお陰で本来の労働組合に戻ったが、ダラ幹は何処にもいるもので、我々が辞めてから御用組合になって仕舞った。自分が少し位の犠牲になっても皆の為に頑張ろう・・・では無く、会社の為の労働運動を出世の糸口にしようなどと不埒な考えの輩が多いのには本当に呆れて仕舞う。

今、彼の事を思う時、あのダラ幹が幅を利かせて居た当時、全くの異色な人が出てきたものだと感心した事を覚えて居る。労働組合の事など全く知らない私も自分達より恵まれていない現場の人達の為に頑張って居る人も居る事を知り「本当は俺達がやらなければいけない事ではないか」と気づき、役員になり2年間の専従もした、自分の信念に従い生きて来た人達はみんな、元気な清々しい顔をして居る。昨日は久しぶりに、若いあの頃を満喫出来た。N氏を語る時忘れてはならない人が居る、それはK氏である、K氏が居たからN氏が居たと言っても過言では無い、最高のコンビだと今でも思って居る。K氏は長年委員長のN氏を支える書記長を務めて来た。これからもご指導願いたい人だ。