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ユヴェントス(デルピエロ)を応援しているシロウトサッカー感想。カルチョ&イタリア代表。

歴史を刻む街 アルバイシン(グラナダ)

2008-06-04 19:28:50 | スペイン
グラナダ最後の日はアルバイシンを歩きました。アルハンブラ宮殿を一望できる
歴史の古い世界遺産の街並は白い家がひしめき建っています。
アルバイシンから見たアルハンブラ宮殿は小高い丘の上に聳え立っています。
 昨日から風邪をひいて食欲がなかった友人のAちゃんがだいちょうぶそうなので予定通リ朝起きて軽くブランチを食べる。
コーヒーや紅茶もあるんだけどなぜか番茶を日本から持ってきたNちゃん
「海外で飲む番茶は美味しいんです♪」と言うのでお湯を沸かして飲んでみたらホント美味しかった。
「なんか日本の味がする~」とかみんなで言いながら番茶とトーストで朝ごはんを食べて、
天気は曇りだったので念のためダウンのコートを着てアルバイシンへ向かいました。
アルバイシンはなだらかな丘で、下から見上げるとアルハンブラ宮殿は
とても高い絶壁の丘の上に聳え立っていてまるで要塞宮殿のようです。
アラブの統治下には城塞都市として発展しましたが、グラナダ陥落の際には
アラブ人の最後の抵抗の砦となったという悲しい歴史があり、
イスラム時代の街並みが今もなお残っています。
河沿いの細い路地をアルハンブラ宮殿を見上げながらぶらぶら歩いていると、
丘の中腹の花が咲いてる木々と新緑の木々の美しい光景が目を楽しませてくれます。
 
河のほとりの空き地に猫が住みついていてとても可愛いくてそばまで下りて行きたかったけど
行けないので写真をとったりしながら、とてもゆったりと時間が流れるなか、
そのままアルバイシンのまるで迷路のような石畳の長い坂道の路地を歩いて登りました。
アルバイシンの建物はほとんど白で統一されていて、白い家の街並が丘の上まで続きます。
現地の知人が曰く「ペンキ代が白だと一番安いからだよ」と時々訳の分からないジョークで説明(笑)をしてくれますが長い歴史が悠久の時間を経て流れているような感じでしたね。
何しろここでは悲劇の歴史が物語っているように、白壁の建物が道の両側に
ビッシリ建っていて歴史の街の面影が延々と刻まれているエキゾチックな街並です。

迷路のように狭い石畳の上を歩いて行くとラルガ広場があり路上市場や
レストランなどがあります。
市場では野菜やフルーツが売られていますが新鮮で美味しそうでした。

車がやっと一台通れるくらいの路地なんですね。

サン・ニコラス教会は一番高い場所にあります。広場からはアルハンブラ宮殿が見えます。
                  
サン・ニコラス展望台から見るアルハンブラ宮殿はとても美しくて背景にシエラ・ネバダが
白い頂を輝かせて連なって見えますがこの日は曇りで見えませんでしたが、
素晴らしいアルハンブラ宮殿が見の前に広がりしばらくの間時間を忘れて見とれていました。

ロナ展望台が丘の西南にありカテドラルやグラナダ大学などのグラナダの街が見下ろせます

帰りは友人の風邪の調子が心配だったのでバスで街まで下りましたがかなり高い丘でした。
バスはグラナダ市内のヌエバ広場に到着します。


   
・・・ユーロ開催まで時間があるのでスペインの写真でも載せてみたいと思います。
グラナダの次はマドリードへ電車で行きました。


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