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築地場外市場で鮭専門店を営む、通称“しゃけこ”と申します。鮭日記ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「鮭おにぎりvol.62 時鮭おにぎりの赤カブ包み」についてです。
表皮が真っ赤っ赤な蕪(カブ)。
切ると中は白くほのかに赤が滲んでいる。
ザクザク切ってカンタン酢に漬けると、2~3日で赤色が全体に広がり、美しい赤蕪の甘酢漬けとなる。
美味しくて、箸が止まらない。
この蕪の、切りたての、美しい色合いで、鮭おにぎりを包んでみたいと思った。
ごく薄切りした段階で、酢に漬けず塩を多めにふってしんなりさせ、その後さっと洗って絞る。
時鮭は漁獲機から数ヶ月が経ち、塩漬けによる熟成が進み、脂が身全体に回り、この時期旨味がぐんと増している。
脂がのっているので、蕪のさっぱりとした後味が冴える。
色合い・艶ともに上品な時鮭に、米の白・蕪の赤が重なる。
令和元年の儀式で后が纏う和装の色合いに似て、美しい一品となった。
ちなみに、赤蕪は煮てポタージュにしても美味しいそうだ。
当店のHPも、ぜひ御覧ください。
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