江戸川の散策で最後に紹介したい写真です。バケツと竿か網(自分の田舎ではたもと言います)を持った少年の銅像がありました。
今ではゴルフ場になっている河川敷は整備などはされておらず普通の岸辺だったのでしょう。
そこにはフナやウグイなどが生息しており、釣り糸を夕暮れまで何時間も垂れて過ごす子供の姿がいつも見られたのでしょう。
自分の郷里にも大きな川が近所にあり、同じような格好をして釣りに興じていました。この像を見た時、その頃の情景を鮮烈に思い出しました。
青空を背景にすっきりとした写真を撮ったのですが、SILKYPIX Developer Studio Pro.でノスタルジーを感じられるように現像してみました。
このソフトはお試し版でしばらく使っていましたが、現像時にいろいろなイメージを作りやすいので購入しました。
ティストという表現で現像パラメータが設定してあります。自分でも作ることが出来ます。いろいろなティストを組み合わせて自分のイメージ通りの写真に仕上げることが出来ます。
上の写真はノスタルジックトイカメラのティストから始めて露出などを調整し作ったものです。ちょっときつめに仕上げました。
オリジナルは下の写真です。
後処理でオリジナルの写真を作り替える気はありません。撮る時のどう撮りたいか考えた自分の設定が勝負だと思います。
しかし、その写真からイメージが膨らみ、表現したいものがあるのであればやってみる価値はあると思います。
写真を楽しむバリエーションが又一つ増えるのですから。
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