モニターのキャリブレーションを行ってみて、色とは何だろうかと思いました。色は光の反射です。反射する物体によってある周波数の色成分が吸収され残った成分が見える色となります。そして、その色は皆同じように見えているものなのだろうかと思いました。
下の写真は葛西臨海公園の干潟で撮影した写真です。水面には青空が反射し、干潟の泥砂には太陽光が反射しきらきらと輝いています。
写真を見なくて言葉だけで考えると干潟というと有明海のムツゴロウが生息する泥の沼を想像します。実際はそうです。
しかし、写真は光を使って全く違う光景に変えることが出来ます。泥の沼のような所ですが、光が汚れをぬぐい去り表面をコーティングしているように見えます。
この長方形の形に切り取られていなかったら目にもとまらない光景であったでしょう。写真は見せたいものをカメラマンが撮って公開することが最大の面白さかもしれません。
よって、カメラマンというものは自分が見えたように、又、見せたいように写真を撮ると言うことが大事なのかもしれません。
話の脈絡がなくなってきましたが、光景は見方によってどうにでもなると言うことなのでしょうか。
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