帰省した今週の初めは涼しくなっていたが、昨日あたりからまた暑さが戻ってきた。台風16号の予想進路も韓国方面に弧を描くように向かっている。15号よりは東に進路をとるようになったが、太平洋高気圧の勢力がまだ強いのか日本列島を横切るコースにはまだなっていない。
大山にかかる大きな白雲を背景にトンビが舞っている。下を流れる日野川の河原のどこかに巣を作っているのだろうか。それとも獲物を狙う旋回か。
大山を覆う雲は時に分厚くかかったり、少しの間にきれいにとれたりする。この分厚い雲の下はどうなっているのだろうか。激しい雨にさらされているかもしれない。
山陰本線を二両編成のローカル列車が走って行った。この夕方の時間帯は通学の学生たちが乗車していると思う。
いつ見ても飽きない風景だ。いつしか故郷へ帰る日が来るような気が年とともに強くなる。
母ひとり暮らす故郷へ、何かと世話をするために帰省する頻度が多くなる。子供は東京で暮らし、親は故郷へ戻る。そして、自分たちが年老いると今のようなことを子供たちが行うのだろうか。
ぽつんと走る列車を見ているといつでも受け入れることのできる風景は別格なんだなと思う。
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