山陰に帰省してここだけは行かないといけない場所がある。それは大山だ。伯耆富士と言われている山陰の名峰大山である。実家から見る大山は円錐形の形をし、富士と呼ばれてもおかしくない山景だ。
写真は大山の大山寺橋からみた大山山麓の稜線である。橋の銅板には烏天狗の鋳物がはめ込まれている。
少しカメラを左に振ると剣が峰が見える。
再びカメラを稜線に戻しズームアップする。学生の頃、あの峰を縦走した記憶がよみがえってきた。
山の高さは1713mと決して高くはない。しかし、山肌はもろく崩れやすい山肌のようだ。低いからと決して侮れない山だ。
今ではとても登る気はしない。下から眺めて自分の小ささを毎年感じるようになった。
どう生きたいのか、どうしたいのか。大山は黙って問いかけてくる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます