写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

8.24という命日になりかけた日

2010年08月24日 19時36分06秒 | 健康について

今年も8月24日がやってきた。

自分の命日になりかけた9年前の夏の日は今年ほど暑くはなかったが、朝から胸のつかえが取れなくて病院へ行こうと交差点で信号待ちをしている時、周りの世界が真っ白な光に包まれかけたことを思い出す。

今朝のニュースで芸能リポーターである梨元氏が肺がんで亡くなったことを知った。自分は芸能ニュースはほとんど見ないが梨本氏は有名であったから知っていた。しかし、芸能リポーターとしての梨元氏だけではなく心筋梗塞から生還した梨元氏というのも知っている。

自分がこの病気になる前、体調的に何となく予感がしていたころテレビで彼の体験を知った。そして、このようになったらどうしようかなどと不安を感じていた。

その梨元氏がなくなっというニュースは自分にとってある種の警鐘のように感じるものであった。

原因が心臓ではなくて肺がんということなので全く違うことかもしれない。心筋梗塞から生還されて何年生きられたのだろうか。

 


梗塞を起こした箇所

 

心筋梗塞といっても人によって回復後の生活環境は様々だ。壊死した心筋の場所や程度で大きく違う。

自分の場合は下部の1/3が壊死したままだ。毎年検査は受けているが心筋に血流はないようだ。ただ、普通に生活できる。若干の血液の逆流はあるようだが、日常生活においては支障がない。手当が早かったのが幸いした。

しかし、普通の生活ができるようになるとどうしても気が緩み昔のような体質に戻ってきている。一番分かるのが体重だ。着実に少しずつ増えている。カロリーを気にして食べる量を調整しているのだが、新陳代謝が衰えてきたのか体重は落ちて行かない。

さらに運動は確実に減った。退院直後の数年は毎日必ず1時間のウォーキングをしていた。今でも仕事柄歩くことは多い。1万歩を超えることはしょっちゅうある。しかし、仕事での歩数は連続ではないのでウォーキングとは言えない。

8月24日を命日になりかけた日として毎年思い返していたが、今年も冷静に思い返すことができた。

集中治療室で一晩過ごし目覚めた時、もっと生きたいと切に思ったことを思い出す。

おかげで生活習慣が変わり仕事一辺倒から家族とのコミュニケーションや自分の趣味に目覚めて行った。

写真を知ったのも歩き始めて周りの自然界が見え始めてからだ。

2010年8月24日の気持ちとしては、涼しくなったらカメラ片手のウォーキングを再度始めてみようと思った。
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