写真が楽しくなるマクロレンズですが、接写ができるおかげで被写体の状態がそのまま写し込まれます。ということはゴミとか花びらの損傷などそのまま出てきます。
撮影中は見逃していた、写って欲しくないものまで撮影してしまいます。
よって、選ぶ被写体の状態を綿密にチェックする必要があります。
今回もこの種の失敗はかなりありました。花びらにクモの巣のようなものが付着していたり、蟻が隠れていたりとかです。
<黄金花>
また、無造作に撮っていては何のための写真かわからなくなってしまいます。
35mmフィルムの上に等倍に近いものを写すわけですから、被写体自体は通常の写真と比べるとかなり小さいものが主役になっているわけです。
これだけ小さいと組写真などでは存在感が出せると思いますが、単独では、いつ、どこで、どんなテーマだったかなどの目的がわからなくなってしまうかもしれません。
撮ってしまった後でもかまいません。タイトルを付けると良いかもしれません。
ここでは即席で付けてみました。センスはありません。
<花のジャングル>
裏を返せば、テーマを持って望めばかなり便利な道具になるでしょう。
でも マクロは楽しい
表現力がでてきますよね~