今年も盆がやってきた。今では盆の準備から後の片付けまですべて自分や妹が行っている。盆の初日、夕方の墓参りの前に先祖を家に迎える迎え火を焚く。つい、数年前までは親父が火の後始末を行っていた。毎年この迎え火を撮っているが、燃やす麻木を添える親父の年を重ねた手を撮った覚えがある。
近所では孫と思える子供達が囲んで迎え火を楽しんでいる。それを眺めるのはおじいさんの役割のようだ。
東京などでは出来ない光景だ。この迎え火を経験するたびに歳を重ねることを感じる。先祖の人生をに思いを馳せこれからの故郷を思う問いかけの時だ。生まれ育った故郷をどうするのか毎年答えがないまま、今年も今日を迎えた。いつか答えが出るのだろうか。
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