めぐる季節 花華の雪月花 2

その日々の魅せられた風景、花、鳥など・・・etc
拙い画像の数々ですが、見ていただければうれしいです。

薬草園の花たち

2024年06月18日 | 

昨夜からの雨は予報ほど、ひどくはありませんでした。

先月末の「 コサメビタキ 」の巣がなくなった雨のように降るのかと

気になっていましたが、当地は普通に降っただけでした。

しかし各地、大雨による浸水や竜巻の発生などの被害があって

大変な思いをされた方もいらしたんですね。

お見舞い申し上げます。

皆さま、大丈夫だったでしょうか・・・・

 

    

 

「 アマ 」

種子は強壮・湿疹・脱毛・めまいなどに用います。

種子を圧搾した「亜麻仁油」は、食用のほか

軟膏の基剤・石鹸・印刷インク・絵の具などの原料になります。

 

「 ウスベニアオイ 」

南ヨーロッパ原産、気管支炎などの痛みを和らげ、症状を治すのに利用されます。

乾燥花に熱湯を注ぐと青紫色のティーになり、レモンを入れるとピンク色になります。

 

「 ジョウザンアジサイ 」

東南アジア、中国南部に自生します。

中国ではマラリアの解熱薬として常山が用いられ、日本にも輸入されていました。

本種や紫陽花の葉は有毒成分を含み、食べると嘔吐します。

 

「 ローマンカモミール 」

西ヨーロッパ原産で、花から精油が得られ、アロマオイルとして利用されます。

煎じ液は消化不良やリラックス作用があるとされます。

 

「 ツバメシジミ 」

 

「 ムラサキ ( 紫根 )」

万葉時代から愛され、外用漢方薬に使われる生薬です。

炎症、火傷、凍傷、湿疹、水泡などの皮膚上に起きたトラブルの外用薬の

材料として使用されます。

 

根にシコニンという色素を含み、明治時代まで重要な 紫色 の染料として用いられてきました。

真っ白な花に「 ムラサキ 」という名は根の紫からなんですね。

コメント (2)
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