めぐる季節 花華の雪月花 2

その日々の魅せられた風景、花、鳥など・・・etc
拙い画像の数々ですが、見ていただければうれしいです。

1500年を見つめてきた淡墨の桜

2022年04月22日 | 

日本三大巨桜のひとつ『 淡墨桜

樹齢およそ1500年、国の天然記念物です。

淡墨桜は蕾のときは薄いピンク、満開になると艶やかな白色、

散りぎわには特異の淡い墨色を帯び、淡墨桜の名はこの散りぎわの花びらの色にちなみます。

 

桜の開花情報を見てたら「 満開近し 」

でも行けたのは「満開」を迎えて2~3日後。

今年は行ってみようかな~と思っていたけど、あの渋滞を考えると迷いが出ます。

渋滞を避けるには早朝に出かけよう。

 

今年はここ10年のうちでも一番花付きがいいという。

作家 宇野千代さんが愛した淡墨桜はあまりに有名です。

 

すごい機材を持ち込んでいる人がいます。

 

階段を上って右側は「淡墨観音」、左側は「淡墨大師」という弘法大師像を納めたお堂です。

 

多くの支柱に支えられて今日も生きる。

平成30年台風21号による被害では、大枝が4本( 長さ6~8ⅿ )折れてしまいました。

 

強風により支柱が倒れたため枝が折れてしまったのです。

伊勢湾台風以来のおおきな被害でした。

 

『 身の代と残す桜は薄住よ 千代に其の名を栄盛へ止むる 』

みのしろとのこすさくらはうすずみよ ちよにそのなをさかえとどむる

 

現在は「 淡墨公園 」の中に淡墨桜があります。

 

「 淡墨桜 」の後方には「 淡墨二世 」があって、二世のほうが早めに咲いたのでしょうか。

墨色になっています。

 

 

駐車場にある「 ヤマザクラ 」、「 能郷白山 」の冠雪の姿も見えます。

コメント (6)
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