マリオオデッセイちょっと見たけどさ

これからのゲームって、写真撮影か、敵を撃つか、って２極がメインになる感じかなーと思うな。
ここんとこずっとマリオのプレイ動画見てたんだけどさ～
私は懐古厨だし、ゲーム論とか色々語り出したいところはあるんだけど…
とりあえず
「ゲーム＝グラフィック」論と、「グラフィックが美しい＝高解像度でリアル」論が当たり前に語られてるのは、
正直・・・技術者サイドの思惑にのせられてると思うｗ
そもそも美しい絵＝写実派が全てってわけでは全然ないのに、ゲームでだけリアルこそ美という考えが一般化してるのが、充分おかしいんだよ。
（マリオ３のグラフィックデザインはＰＯＰでおしゃれだと思う）（当然プレイも面白いし）（まあ、ワールドが最高派だけど…）
それに、「ゲーム性」としての面白さってのは、基本的にはＰＳ１くらいでやりつくされちゃったからなあ…。
カードゲームやボードゲームやスポーツのゲーム（試合）やテトリスの面白さが変わらないように、そのあたりはもう…
出来る事がないからなあ。
だから「リアルなグラ」しか求めるものがないんだよな。

といいつつ、写真撮影は大好きなので、
それに散策も好きだからね。歩き回って撮りまくるのは絶対楽しいと思うけど。オデッセイ。
逆になんか…ゲームの進化の究極系を見た！！と同時に、だからこそ限界を見てしまった感もあるんだよな。

コマンドバトルの衰退、シミュレーションゲームの衰退…
元気に跳ね回って写真撮る…　確かに。
それが今、この私にとっても一番求められるものなのかも知れない…。
あ、しかも変なストーリーは要らないんだよ。
今…ストーリーなんて、ないほうがモヤらなくてまだマシって感じだからさ。…そう思わない？
むしろ長く続いてるシリーズのほうが、ストーリーでガッカリしたり不快になったりしないか？
そうそう、ヘタな中身はないほうがいいんだよ。　もう何も考えず写真か銃撃だけでいいんだよ、きっと。

っていうところで・・・
でもな～　マリオがリアルなオープンワールドの世界を旅するって・・・
これは公式でやっちゃいけない事のような気がするんだよな…　むしろ最後の一手というかさ。
（ゆえにより限界を感じてしまった）
「マリオがもしゲームの世界から飛び出してきたら、きっと楽しいよね！」っていうユーザーに残された最後のファンタジーを、公式がやっちゃうとナ…
（メーカーの時点で友人マリオからの逆輸入感あったけど、あれはお遊びって感じで見てたから、まあ…）
なんかもう…それ以上は何も空想のしようがない気がしちゃってさ。
ああ、ついにやっちゃったんだなーって。
他のゲ－ムでも、世界観を投げ捨てて、キャラコラボとかメタネタに走る作品を見かけるようになったけど、
もう、我々には…ファンタジーする力、世界を生み出す力が、失われてきてるのかなと思うなあ…。
現実世界をトレスした舞台ばっかりのアニメとかさ。
…どんな文化にも衰退はあるからな。

いや、あれはあれで絶対面白いんだけどね。スイッチ買ったらやりたいけどね。
ゲーム文化全体を見た時に、自分にはちょっと寂しさがあるわけっすよ。
ま、ずっとファミコンのゲームやっててもいいわけだから、それでもいいっちゃいいんだろうけど…
でも、精神的な孤独感は消えないんだよね。
ゲームに限らず…むしろゲーム以外でこそさ…　ああ、世界と自分は合わないなってさ。。。