MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

With清宮克幸 For奥克彦

2006-04-17 20:46:15 | 政治・経済
今日は「国際協力の実践と理論」というオープン科目の授業に行ってきました。

俺が今年もっとも注目している授業で、この授業を作ったのは前早稲田大学ラグビー蹴球部監督清宮克幸さんです。もう清宮さんに関してはこのブログでは触れる必要なないでしょう。

この授業はイラクで亡くなった、奥大使と井ノ上参事官の思いを学び、これからの社会を担う若者にお二人の魂を継承させようという、熱すぎる授業。

初回の授業の講師はもちろん清宮さん!

サントリーの監督としては早稲田初登場です。奥さんのことを語りだしたら熱すぎる清宮さんなんですが、今日も熱さ全開。

久々に授業で涙をこぼしてしまいました。

奥さんの熱い思い、俺も受け継ぎます!

俺も「DO THE BEST」!

本当に日本を思いイラクをかけたお二人のことは絶対に忘れてはいけないし、俺もお二人のようにならなければならない、という思いを改めて強く持ちました。なぁなぁの平和なんて俺はいらねぇ。本当の平和が欲しいんだ!

俺がもし志望の業界に入ることになったら、日本を代表する立場に立つことも多々あると思います。日本人としての自覚と誇りを忘れずに頑張ろう、頑張らなくちゃいけない。日本に何ができるのか、それを一般市民である俺だって考えなくちゃいけないんだと思う。

日本は面倒なことに巻き込まれるのはごめんだ、俺たちの生活が今のままならそれでいい、そんなの平和じゃないんですよ。偽者の平和なんです。

世界平和なんて簡単には作れません。誰かが犠牲にならなきゃ作れない。「平和なのがいいけど、犠牲は嫌い。日本は平和だし、自衛隊を海外に出しちゃダメだ。海外に出すと戦争になって自衛隊が死んじゃう。平和のために海外派兵反対!」そんな思いでね、平和主義を唱えてる馬鹿が世の中には多すぎる。

奥さんは防弾チョッキも身に着けずにイラクのため、日本のためにイラクを駆け回った。奥さんが取った行動で子どもたちに笑顔が生まれた、アメリカやオーストラリアと日本の間の関係が深まった、奥さんの功績は計り知れません。

自らが犠牲になってまで世界のため、日本のために働いている人たちがいるのに、安っぽい平和主義を唱える人々がその一方でいることが悲しい。本当に平和が好きならソマリアに行って来い、そして現実を知って来い。民間人が紛争地帯に行くことの恐ろしさを身をもって体験して来い。

国際協力活動ができるのは日本には自衛隊しかいない、だから自衛隊が行っているんだ、そんなことも分からずに海外派兵反対と言っている。よーするに、日本は国際貢献なんかしなくていい、と言っているってことに等しい。

憲法前文に「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」という一説があります。

日本は自国のことのみに専念してはならないのです。国際社会の中で名誉ある地位、すなわち平和のために確固とした行動を取っていかなければならないのです。

イラクで傷ついている人たちがいるのに、戦争反対を理由に自衛隊を派遣しないのは、傷ついている人たちを放置するのと同じじゃないだろうか。それのどこが平和なんですか。

奥さんの言葉「今できることをやる=DO THE BEST」

今の日本が世界のためにできること、その役割をきちんと果たしていくべきではないだろうか、そんな思いを改めて強く持ちました。

今週のゼミでは憲法前文を取り扱うそうです。先生の考える憲法前文の解釈はどのようなものなのでしょうか、非常に気になるところ、もし俺と同じ意見だったらいいんだけど、無理かなぁ・・・。また先生に意見を言うのは気が引けますが、俺には俺の信じる平和がある、だから先生と論争を繰り広げなくちゃいけない。心苦しいけど、信念を曲げるわけにはいかないのです・・・。


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