MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

慶明戦

2006-11-05 21:25:21 | ラグビー
ラグビーの慶應VS明治の注目の一戦をテレビ観戦。

結果は27-24で慶應が勝利!!!!

内容的にはFWの明治復活は本当であることを感じました。
ただ、慶應のほうが強いというのも強く思いました。慶應はホント頭いいですね。強い相手にどうやって勝つか、そこをきちんと考えられているということ。

ディフェンスは大学ラグビーどころか日本全国でもナンバー1の激しさでした。ヤバすぎです。あんな速い出足で突っ込まれては明治のラック&モールといえども簡単には「前へ」進めません。ターンオーバーや相手の反則を誘うことも多々あったし、やはり魂のタックルは健在。

また、BK能力では、慶應>>>>>>明治。慶應のBKはすばらしい。というか明治のBKのディフェンスがありえない。ショッカーディフェンスとはこのことかと思いましたね。タックルくらいできるようになりましょう。せめて相手の体に触るくらいのことはできるはずですよ。慶應のBKはスコーンスコーン抜けてました。中浜や小田、そして何といっても山田・・・、すばらしいゲインの数々でした。後半の山田の独走トライは見事。ディフェンス2人いましたけど、急加速のステップで置き去りに・・・。レベルが違います。早稲田にもこのレベルの選手はいません、規格外です。畠山らの世代のナンバー1プレイヤーですから、これからも日本ラグビーの宝として頑張ってもらいたいものです。

明治は本当にFWに拘ってました。PK狙えるチャンスがあっても、絶対スクラムorラインアウトを選択する拘りぶり。もし明治がPK狙っていたとすれば明治が勝ってたかもしれません。明治のトライはすべてモールからでしたが、モールでの圧力は相当なものだったと思います。慶應はよく耐えたと思います。開始わずか3分のモールトライは圧巻でした。これだけ強いFWを復活させた藤田ヘッドコーチは大したものです。

あと、両チームの差として感じたのがフィットネスの差。慶應はかなりの自信を持っていて、最後までプレーの質が落ちませんでした。HOの金井はスクラムごとに笑ってるくらいの余裕がありました。対して、明治は後半バテバテ。やはりFW戦はかなりの疲れがたまるようです。後半はスクラム選択するべきところでもタッチに蹴るなど、少し残念に感じられました。来年は頑張って走ってもらいたいものです。

さて、注目の一戦の感想はこんなもんです。あとは、来週の早稲田VS帝京の行方を見守りたいと思います。


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