京都観光の第2弾です。JR嵐山線に乗って嵯峨野に行ってきました。
前日の雨はピタリと止み、気持ちのいい小春日和でした。
渡月橋に行くと、桂川は冬の始めの日光を浴びてキラキラと輝いておりました。
後醍醐天皇の菩提寺である天龍寺に参拝。
その後竹林を通り抜けて野宮神社を参拝。短い時間でしたが嵯峨野を満喫して帰ろうと思った時、駅の横にあるさざれ石に気づきました。
以前、某大先生からさざれ石について薫陶を受けており足を止めることができました。これもご縁だな、と感慨深く思いました。
その石碑に刻まれていた解説も素晴らしかったのでここに引用します。
さざれ石
この石は、「君が代」に詠われている「さざれ石」です。この石が、「君が代」の「さざれ石」だと言われているのは、嵯峨天皇が嵯峨院に御幸されたとき、嵯峨野の辺で小憩をとられました。そのときひとりの侍従が付近の露岩をみて、「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と古今和歌集に出てくる和歌を詠んで奉ったところ、天皇は甚く感動され、以降御幸のたびこの露岩を「さざれ石」と称してご賞観あそばれたと言われています。
この和歌ができた場所と石は、この嵯峨に現存していて今の地元に人々から「さざれ石山」と呼ばれ親しまれています。
梅原猛先生の「神と磐座」より
P.S.
天龍寺にて後醍醐天皇をみて感じたオーラは凄いものがありました。その意味が天龍寺について勉強するに連れ、少し理解できました。
下記のブログ、参考になります。
http://ameblo.jp/monpul-monpul/entry-12143985651.html
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