80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

私の時間

2020年07月17日 07時20分56秒 | 考える
時計の針は止まっても、時の流れは止まらない。

何故か体が動かない。
それでも私は生きている。

余計なことをしたりせず、黙って今を受け入れる。
いつかは多分必要とされる時が来るだろう。
私のお金、私の仲間、そして私の経験。
たとえ、役に立ったようには見えずとも。

心の奥でそんな事を考え続けていた。

しかし、今日も又、無為な時を過ごしそうだ。
何より、今日も又、思い通りに足が動かない。
などと、又、同じ言葉を繰り返す。

これ以上の欲もなく、自由気ままに生きていきたい。
さして、生き急ぐ、さりとて、死に急ぐ必要も無い。


街の酒場でただ独り
夢を求めてうろつき歩く
一人寂しい男の心
誰が知ろうか
この年寄りが
求め続けた人生を

うろつき歩いて辿り着き、
独りぽっちで飲む酒は
ほろりと苦い味がする
誰が知ろうか
この年寄りの
心の奥に降る雨を

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