80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

母に・・・

2016年10月19日 16時36分15秒 | 考える
死に際して、これまで意に添わぬ人生を強いられてきた者にとっては、
人生とは、長々と続いた苦しみの時間でしかなかったろうし、

思ったような人生が送れたと感じている者からすれば、
最終的に、人生とは何と短いものか。

本当に良かったが、出来れば、このまま・・・、もう少し、このまま、
と、考えているかも知れない。



母の場合は、どうだったんだろう?


おそらくは意に添わぬ人生、不幸な時が、長く続いた人生ではなかったか。

新婚でうきうきしていたところに、半病人・・・いや、完全に病人、不具者の
私を紹介されてきっとビックリ仰天したに違いないのだ。


今さらだが、「ありがとう・・・!!」 と感謝を捧げたい。

無論、母の亡くなった現在、何を言っても、虚しく空々しく聞こえるばかりではあるが。


もう一度だけでも、今度は、弟も一緒に、どこかへ旅行がしたかったなぁ。
本当は、もう一度、病床から起き上がってくるのを期待していたんだよ。


でも、やっぱり、ひとこと言わせてください。
お母さん、本当に長い間、ありがとうございました。
そして、本当にご苦労様でした。


母さん、この文章、どこかのパソコンか携帯から、読んでくれないかなぁ。

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