80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

2014年、平成26年

2014年12月28日 11時41分20秒 | 考える
2014年12月28日、晴れ、今年最後の日曜日だ。

考えてみると、本当に何もない。
いくつかの夢も、結局、夢のままに終わりそうだ。


先月 亡くなった高倉健さんのエッセイ集「あなたに褒められたくて」を読んでいる。

改めてというか、再発見というか、健さんって凄い人だったのだなと思う。
全然識らなかった健さんがそこにいた。

今更、そんな資格があるはずも無いと承知しつつも、どうしようもなく恋い焦がれる。


考えてみれば、かれこれ五十年ほど、物書きになろうと、もがいて(?)いるが、短編の一つも書けていない。
 
人生に満足感を得たことが、まだない。


今年もまだ私の人生が終わる気配はない。
空疎な一年だったと思う。
生まれてこの方、足かけ69年、ずっと他人に生かされてきたという思いがある。

2014年、もっともあと3日間、あるにはあるが、今更、このまま人生、終わってしまっては、何とも無念、それこそ未練が残ってしまう。

だから・・・・・


思うに、今の自分は、ただのひげ面、ガリガリ、かかし男でしかない。
他人と面対で相対するのは苦手だ。 
自分のあまりの薄っぺらさが証明されてしまう気がする。

もう、他人に支配される、左右されるのはやめようと思う自分がいる。
他人に依存して生きるのはやめたいと思う自分がいる。
とは言え、そう言いつつ、やはり他人を当てにしている自分がいる。


恥ずべきことだ。

ここ1ヶ月、四六時中、タバコを吸い続けている。
急性ニコチン中毒かも知れない。

時折、手の力が抜けて、火のついたタバコを取り落として慌てる。
今、すぐにとは思わないが、いつか、私の死骸は、タバコ臭く、みすぼらしく、一人、人気のない朝の街角の路肩にうち捨てられ、やがてミイラ化する。
というシナリオはどうか。

結果のない人生。
酒もタバコも、とどのつまり、結果を見いだせない人生に対する言い訳に過ぎない。

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